ボロボロのチェーンスライダーの交換作業です。 | KEN ituki

ボロボロのチェーンスライダーの交換作業です。

 

古くなって劣化し

自然分解してしまった

 

前回のボロボロの

チェーンスライダーです。

 

 

 

今回部品を注文して

届いた新品の

チェーンスライダー

 

原型の新品はは

こんな姿で

 

恐ろしき自然と

時間の分解力を

感じさせますよね。

 

そもそも交換作業と

いうよりも

 

自然分解されて

失い無くなった

 

チェーンスライダーを

新たに取り付ける

 

みたいなイメージの

作業になっていますが

 

まあ、仕方ないの

ですよね。

 

 

メーカーのパーツ検索のHPで

この車両のチェーンスライダーを

 

確認すると

そもそも廃盤で

 

別品番のものを

今回注文しました。

 

品番違いなので

部品があわなく

 

この車両に

つかなくても

 

もちろん返品は

出来ないことも

 

承知で実は

この作業自体

 

上手く行くは

イチかでバチかの

状態です。

 

新品の部品を

取り付けようと思ったら

 

部品の形状が大幅に違って

取り付けられない

 

なんてことも

頭をよぎります。

 

注文したこのチェーンスライダーは

1998年以前ぐらいの車両に

 

使われていた部品と同じ型で

私のは2003年式の車両なので

 

チェーンスライダーの

型番が変わり

 

品番的にも

新しいものですが

 

なぜか後発の新しい

チェーンスライダーが廃盤で

 

旧式の1990年代に生産された

車両の部品が

 

まだ注文出来て

在庫があるので

 

今回はこちらを

注文して用意しました。

 

 

 

 

 

 

とりあえず

このチェーンスライダー

 

この部品が無くなって

破損した状態で走ると

 

エンジンの力で駆動して

回転するチェーンが

 

リアスイングアームの鉄部や

このバイクの車体のフレーㇺと

 

回転しながら

切れないチェーンソーの

 

刃のようにして

自分のバイクの

 

それらの部品を

ゆっくりと切断して行く

 

ことになるので

この部品が無いと

 

走行することが

一切できないと

 

言えるようなもので

いくらエンジンが

 

調子よくても

ブレーキが気持ちよく

効いたとしても

 

タイヤとチューブを

いくら新品にしても

 

それらは実は何も

意味をなさない

ことになって

 

走行できるバイクには

ならないから

 

かなりクセモノの

ふだんのメンテナンスでも

 

かなり見落としやすい

場所でもあったりするのでした。

 

チェーンスライダーが

劣化して写真1枚目のように

 

分解されて無かったり

大きく破損していると

 

走行中にバイクの

スプロケットから

 

チェーンが外れて

大惨事大事故になることも

 

充分にありうることなので

このあたり

 

車両が古くなると

シビアに点検と

 

修理交換作業について

意識と実行を

 

しなくてはいけない

場所だったりします。

 

 

 

まあ、そんな訳で

チェーンスライダーの

 

交換作業を

開始します。

 

 

でも、この作業難関の

問題があって

 

リアのスイングアームを

この車両の場合

 

完全にこのバイクの

フレームから

 

分解して切り離さなくては

新品のチェーンスライダーを

 

取り付けられない構造で

かなり手間と作業者が

 

難儀する修理交換

作業でもあったりします。

 

 

 

まあ、とりあえず

このOFFロード車には

 

荷物を括り付けるために

タンデムシート後方に

 

大型リアキャリアを

つけていたので

 

その固い鉄部分を

使いこの車両の後方を

 

空中に浮かせて

フロントブレーキレバーには

 

タイラップ止めをして

車両をも持ち上げる

 

ジャッキと併用して

リアスイングアームを丸ごと

取り外してゆきます。

 

 

廃品の(ようはゴミですが)

特殊な鉄の棚の

 

フレームを再利用して

木の角材を切り出して

 

両面テープとガムテープと

インシュロックで

 

車両とその廃品の鉄フレームを

リアキャリアの後ろで

 

完全に固定して

作業開始です。

 

 

 

 

 

 

コンクリートブロックの上に

廃品の鉄のフレーム

 

ゴミとして捨てないで

こんな使いかたが

あるとはね。

 

自分でも

知りませんでした。

 

この廃品の鉄のフレームも

使うとは思っていなかったし。

 

 

 

 

 

なんだか

前置きも作業量も

多い作業で

 

意外に時間がかかる

わりと作業者としては

 

メンドクサイ作業で

コンクリートブロックの運搬や

 

鉄の廃品フレームの運搬

車両を固定する木角材の

 

切り出しや

チェーンオイルで汚れた

 

リアスイングアームの

清掃や

 

リアスイングアームの

リンク部の清掃や

 

新しいグリスの注油作など

リアタイヤはリアホイールごと

 

そしてブレーキキャリパーも

リア側をはずすから

 

当然チェーンラインも

真っすぐ出して

 

チェーンの張り調整や

チェーンの注油作業なども

 

しなくてはいけないので

この作業をするとなると

 

時間と体力を

結構使うので

 

しり込みしたくなる

訳なのですけれどね。

 

まあ、やれば

出来るのですけれど

 

 

そんなことを

言っている間に

 

リアスイングアームの

取り外しは

終わりました。

 

このバイクの場合

このあたりの

 

整備性が結構大変で

実はチェーンスライダーは

 

スイングアームを外さなくても

簡単に交換できるバイクも

あるのですが

 

このバイクの場合スタンドも

サイドスタンドの

 

装備しかなくて

しかもサイドスタンドが

 

リアスイングアームに

ついているので

 

このバイクのサイドスタンドを

出して駐車し

 

ジャッキや馬などを使って

リアタイヤを軽く地面から

 

浮かしてリアスイングアームを

取り外す

 

なんてことも

出来ないので

 

手抜き的な作業方法は

あり得ずに

 

このバイクのリア側を

吊るして

 

リアタイヤを

地面から持ち上げて

 

この作業を

しなくてはならず

 

その際にはこの凝った

リアサスペンのリンクも

 

ある程度分解して

清掃とグリスアップを施す

 

なかなかセオリー的な

手間と時間のかかる

 

クオリティーと質の高い

整備をする方向の

 

この車両のリアスイングアームと

リンクの造りと構造だったり

すると思います。

 

 

 

 

 

取り外した

スイングアームの

 

前方のピボット付近を

見てみました。

 

果たして注文した

チェーンスライダーは

付くのかな!?

 

実際部品を

仮り合わせして

 

付けてやってみないと

わからないのも

 

実は私が気が進まない

ポイントなのでも

ありました。

 

 

 

リアスイングアームと

リアタイヤ

 

リアブレーキなどを

バイクのフレームから外し

 

切り離した

自分のオフロード車の姿

 

ここから見ると

もはやオートバイとは

 

想像がつかない

何か別のものでしょ。

 

 

 

 

 

注文した品番違いの

チェーンスライダーは

 

何の問題もなく

加工も必要なく

 

ピッタリこのスイングアームついて

一安心です。

 

サイドスタンドスイッチも

何の問題もなく

 

そのまま配線のガード

プレートをボルト止め

することが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

取りはずしたスイングアームを

清掃して

 

各リンクを清掃して

グリスを再塗布して

 

新しいチェーンスライダーを

取り付けて

 

先ほど分解した

この車両に

取り付けて行きます。

 

 

 

 

 

 

しかし、ここで日没して

このバイクがもとどうり

 

組み上がったのは夜の10時半です。

 

作業を開始した時刻が

夕方近かったので

 

そうなってしまいましたが

まだ組み上がって

 

走行テストしていないので

このブログを書いて

 

これから軽く

走行テストしてきます。

 

とりあえず近くのコンビニと

その辺を一回りして

こようと思います。

 

なので、夜間で組みあがった

写真が今は無いのですが

 

また、明るい時に

車体を洗車して

 

組みあがって

作業を終えた写真を

 

お見せしようと

思います。

 

古いマイバイク

手がかかるものですが

 

オフロード車などは

災害時にも強く

 

誰かの元へ駆けつけなくては

いけない時や物資の

 

調達などに

とても重宝するはずの

 

バイクなので

そんな防災意識や

 

人助けの面で

古いオフロード車を整備して

 

問題なく楽しく乗れるように

整備してみました。

 

そんな時は

あなたのもとへ

 

オフロード車が

駆け付けるかもしれません。