初期型プレイステーション3 60GBモデル  YLOD プロードライザー交換修理かな。PS3 | KEN ituki

初期型プレイステーション3 60GBモデル  YLOD プロードライザー交換修理かな。PS3

 

プレイステーション3の初期型

60GBモデルになります。

 

この初期型のプレイステーション3は

PS2とPS1のゲームソフトがこれ一台で

楽しめるので、貴重なモデルになると思います。

 

写真の、このPS3は、HARAD-OFFの店頭で

故障品のジャンク品を数千円程度で購入したものですが

 

故障症状は、通称YLODという定番の故障で

今回はそれを直そうかななんて思っていますが

果たしてうまくいくでしょうか。

 

 

 

 

PS3 YLOD repair (現在主流のYLODの修理です)

RC Heli Pchan さんの動画チャンネルです。 ↓ 

 

 

 

PS3 YLOD 修理 プロードライザ交換

ick さんの動画チャンネルです。 ↓ 

 

 

 

 

【修理難易度★★☆☆☆】今更だけどPS3のYLODの本当の原因を教えますw

 Let's PC Repair さんの動画チャンネルです。 

 

 
 
 
 
とりあえず、作動不良のコントローラーを
分解清掃して、接点をクリーニングして行きます。
 

 

 

 

 

 

PS3のコントローラーには

こんなふうにバッテリーパックが

内蔵されています。

 

無線式のコントローラーとして

使えるので、バッテリーが入っているわけです。

 

 

 

 

 

以前、別の初期型PS3の光学ドライブの

修理をしたので、この機種の分解は

 

慣れていて、すぐに分解できますが

この初期型PS3も、PS2同様にメーカーの

 

修理受付終了の機種なので、メーカーではない

どこかの修理業者さんに修理を依頼するしか

 

基本的には復活の方法はないのですが

上に紹介した動画のような、修理ができる

 

方なら、修理可能かもしれないので

本体をあきらめて捨てる前に、それらの

 

修理ができる業者さんを探して

見積もりを取ってみると良いと思います。

 

私の過去記事のリンクです。↓

 

 

 

このPS3、本体内部の造りは

秀逸で、本体基盤がアルミのケーシングに

 

こんな感じでサンドイッチされていて

防磁対策やシールドがしっかりされていて

なかなか高級な造りになっています。

 

 

 

 

 

 

ですので、分解も結構

手間がかかり大変ですが

頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

まず、内部基盤の

傷み具合を確認しないと

 

定番の故障原因の

プロードライザーを

 

今売っている新品の

タンタルコンデンサーに

 

交換する意味合いが

あるか、ないかを

確認して行きます。

 

プロードライザーという

部品は、現在生産終了パーツで

 

代替品に今売っている

タンタルコンデンサーに

 

部品変更して修理するので

いろいろ手間がかかります。

 

まず、そのあたりの

見極めから、故障個所の

 

特定を進めるために

分解してゆきます。

 

 

 

 

 

 

初期型PS3の冷却ファンです。

ヒートシンクブロックと

 

一体的となる構造が

取られています。

 

さぞ、製造コストが

かかったことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

ヒートシンク、CPU、GPU側です。

銅製の熱伝統管が張り巡らされています。

 

高価で高級な作りですね。

 

 

 

 

 

ps3本体から

取り外した

 

ブルーレイドライブの

光学ドライブです。

 

 

 

 

 

しっかり、埃が

たくさん溜まっています。

 

まあ、掃除ですね。

 

 

 

 

 

 

光学ドライブを分解して行くと

レーザーピックアップレンズ付近にも

 

埃がたくさん溜まっています。

これも、お掃除です。

 

 

 

 

 

 

埃、ダマダマという

感じなので、なんだか

先が思いやられます。

 

 

 

 

 

 

ああ、やっぱりという感じです。

タッチ式の起動スイッチの基盤ですが

 

写真右上側のほうに、結構な

腐食が見られます。

 

 

 

 

 

 

とりあえず、メイン基板を

サンドイッチしていた

 

アルミのケーシングを外して

メイン基板を、剥き出しの

 

状態にしえT、回路の断線などを

チェックして行きます。

 

 

 

 

 

RSXのGPUにも、こんな感じで

埃の ダマダマがいます。

 

PS3は、一時、メーカー製の

純正のファームウエアでも

 

Linuxのイエロードッグという

OSが正式動して、とても大好きな

 

ハードウエアだったのですが

現在は、メーカーのファームウエア的に

 

外部OSは、インストールできないように

ようになっていて、その点とても

 

残念なのですが、無茶をして

LinuxをPS3にインストール

 

したとしても、GPUプロセッサ部分の

ドライバーソフトウエアーを

 

コード解析して自作するか、PS3 linux

OS好きの、ヘビーユーザーエンジニアの

 

プログラマーが、そのあたりのドライバーの

壁をプログラム&ドライバー制作して

 

突破でもしてくれない限り

RSXのグラフィックスチップは

 

常にOFFの状態となっているはずなので

本当のOSなどのグラフィックス性能は

 

発揮できないので、PS3のlinux非対応化の

ロードマップは、非常に残念なことでした。

 

 

 

 

 

少し、メイン基板を清掃して

基盤のパターンを追ってゆきます。

 

 

 

 

 

これが、PS3のグラフィックスを

担当するRSXのGPUです。

 

金属製の熱伝導カバーが

ついているので

コアなどは見えません。

 

この金属カバーを外せば

コアが見えますが

 

この金属カバーを

外すのも技術がいるので

簡単にとは行かないのです。

 

下手すると、RSXのGPUを

壊してしまいますしね。

 

 

 

 

 

 

今回メインの故障原因と思われる

プロードライザーが見えます。

 

写真中央の、銀色2つの正方形の

下についている、4個のプロードライザー

 

これが劣化や寿命を迎えて

電源を入れても起動できずに

 

すぐ電源が落ちてしまうという

症状です。

 

 

 

 

 

基盤背面をチック、こちらも

基盤の背面に黒い4個の

 

プロードライザーが見えます。

修理するとなると

 

このプロードライザーを

容量の合うタンタルコンデンサーを

 

見つけて交換する

ということになりますが

 

寸法や容量が違うので

それなりに手間がかかります。

 

 

 

 

 

 

メイン基板の状態を

チエックして行くと

 

あまりコンデイションが

よろしくないです。

 

別体のスイッチ基盤が

腐食していので

 

どうかな、と思っていましたが

メイン基板も各部腐食しています。

 

 

 

 

 

 

 

電源ユニットコネクター下側

写真でいうと左下部分ですが

結構な腐食痕が見られます。

 

ジュースや飲み物でも

誤ってかけてしまったのでしょうか・・・。

 

 

 

 

 

しげしげと、眺めてみても

あんまりよくないですね。

 

 

 

 

 

RSXとなりの、CPU周りの

プリント基板にも

腐食が発生しています。

 

 

 

 

 

 

メイン基板左上も

腐食が見られます。

 

 

 

 

 

 

今回は、総合的な判断として

プロードライザーを

 

タンタルコンデンサーに

交換して、このPS3を

修理することは諦めます。

 

 

 

 

 

 

これらの、腐食具合から考えて

プロードライザーを、タンタルコンデンサーに

 

置き換え修理したとしても、正常動作する

可能性が、低いことと

 

修理して、正常動作したとしても

あるていど腐食が進行しているので

 

いつまで、正常に動作してくれるかの

目途が立たないため、修理作業はせず

 

このPS3は、部品取りとして

ストックパーツにすることにします。

 

 

 

 

 

各部、腐食が目立つので

仕方がないかな。

 

 

 

 

 

なんとなく、残念ですが

しかたないかも。

 

 

 

 

もう少し、錆び取りと

基盤クリーニングを

試みますが

 

 

 

 

 

 

 

メイン基板上面よりも

背面の腐食がひどいので

 

 

 

 

 

修理後の

信頼性を考えると

 

 

 

 

 

 

基盤の上の表面は

こんなに綺麗でも

 

修理はあきらめることにします。

 

このブログ記事の真似て分解し

感電事故などを起こさない

ようにして下さいね。

 

修理技術のあるエンジニアに

お任せしましょう。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、PS3初期型の

電源ユニットです。

 

このモデルは電源ユニットの

構造がしっかりしているので

 

音楽の再生などの音質の面では

なかなか有利で良い音がする気がします。

 

 

 

 

 

 

PS3のLANの無線基盤です。

 

 

 

 

 

 

アナザーセンチュリー エピソード R

 

実は、このゲーム上のオープニングの曲を

初期型のPS3で聴きたかっただけなのですけどね。

 

曲は Re:birth です。

 

 

 

 

 

 

 

ABC の Re:birth PV↓

 

 

 

 

 自分が消えても、楽園に時をもどす美の女神と

 ルシフェルのモチーフが切ない。

 

 大阪枚方出身の、あの地域独特の

 明るいユーモアのセンスもなつかしいです。