発電しながら砂漠を緑化できるなら、こんな喜ばしいことはないが、
プラスチック粒子が怖くて、ペットボトル入り飲料を避けるとなると・・

レジ袋をエコバックで減らしたように、
この際、ペットボトルは止めて、ビンに戻すとか、紙パックにするとか、
根本的な対策が必要ですね。

軽くて割れないビンを、安く作れる企業はいませんか? チャンスですよ!

Yahoo!・ニューズウィーク日本版より
サハラ砂漠にソーラー発電建設すると、雨が降って、緑になるという・・なぜ?

【──「砂漠化のフィードバックメカニズム」を逆転させる…
アフリカ大陸北部のサハラ砂漠では、ソーラー(太陽光、太陽熱)や風力の大規模な発電施設が計画されている。これが実現すると、意図せず降雨量の増加と緑化に貢献する可能性がある──。そんな研究結果が最近報告された。

■ 発電施設が地表にもたらす変化

メリーランド大学の研究者らによる論文が米学術誌「サイエンス」に掲載され、「ニューヨーク・ポスト」などが報じた。

メリーランド大のニュースリリースの中で、論文主著者のユージニア・カルネー博士は、大学院生時代の指導教官が提唱した「砂漠化のフィードバックメカニズム」が出発点になったとしている。過放牧により牧草が激減して地表の反射能(入射光に対する反射光の比。アルベド)が増加し、降雨量を減らし、その結果植生が減少するという悪循環を説明するものだった。

カルネー博士はその後、大規模なソーラー施設は地表の反射能を低減するので、反射能・降雨量・植生のフィードバックメカニズムが反対方向にはたらくのではないかという仮説を立てた。風力発電施設も同様に、地表における大気の摩擦と収束を増加させ、上昇気流を生み、降雨量増加につながると考えられる。】一部抜粋

ニューズウィーク日本版より
ペットボトル入りミネラルウォーターの9割にプラスチック粒子が

【<プラスチック汚染は海だけではなかった――主要な11の国際ブランドのペットボトル入り飲料水93%からプラスチック粒子が検出>

市販のペットボトル入り飲料水は汚染されていないから安心して飲める――。そんな消費者の信頼を裏切るような研究結果が報告された。目に見えないプラスチック粒子が混入していて、水と一緒に飲み込んでいる恐れがあるという。

ニューヨーク州立大学フリードニア校の研究チームは報道NPOのオーブ・ディアから委託され、11の主要な国際ブランドのペットボトル入り飲料水259本を検査。その結果、93 %にポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのプラスチックが混入していることが分かった。

汚染物質はマイクロプラスチックと呼ばれる微小な粒子で、発生源は服や化粧品、包装材、プラスチック製品の劣化、製造工程などさまざまだ。研究チームは「プラスチックの生産増加に伴って、プラスチックによる環境汚染も増加している。特に海洋汚染が深刻だ」と指摘。「だが最近は淡水湖、内海、河川、湿地、それにプランクトンからクジラまでほぼ全ての生物でも、プラスチック汚染が見つかっている」と言う。

混入したプラスチック粒子の数はボトル1本につきゼロから1万個超まで、ばらつきが大きかった。世界平均では1リットル当たり325個。その95%が6.5~100ミクロンだが、もっと大きいものもある。ちなみに100ミクロンは髪の毛の太さくらいだ。

  中   略

ボトル入り飲料水は世界中で毎日大勢の人々が飲むものだけに、健康への影響は非常に大きいのではないか。にもかかわらず、研究不足は深刻だ。「私たちが話を聞いた研究者は軒並み、マイクロプラスチックの日常的な摂取が健康にもたらすリスクを示せる研究は、ほぼ間違いなく不足していると考えていた」と、モリソンは言う。「健康には大して影響しないかもしれないし、深刻な影響を及ぼすかもしれない」

例えば、欧州食品安全機関(EFSA)の16年の研究では、魚介類などを食べることで摂取したマイクロプラスチックの90%はそのまま体外に排出されていた。しかし、一部は血液中に入っており、その場合、体にどんな影響を与えるかははっきりしていない。

今回の検査結果を受けてWHO(世界保健機関)は、ボトル入り飲料水に含まれるマイクロプラスチックの潜在的リスクについて検証すると発表した。安全性をめぐるメーカーとの水掛け論に決着がつくことを祈ろう。】一部抜粋


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