放射能汚染、温排水の大量放出環境破壊する原発が、地球温暖化防止に役立っていると、多くの方は誤解されているが・・
※ 原発は巨大な「海温め装置」1年で1000億トンの温排水*小出裕章。

 神戸大で開発中の究極「膜」は、文字通り 地球温暖化防止の切り札。

 低コストで海水を真水化。世界的人口増に拠る水不足、食料不足も解決できる
夢のプロジェクト。※ 広大なサハラ砂漠を耕地に替えることも夢じゃない

 遠くない将来、究極「膜」放射能汚染物質の完全分離が可能になり、海水をろ過できれば、
原発に汚された福島の海も甦るだろう。

関連記事 トリチウム海洋投棄なら漁業に実害!分離技術は実証段階だが・・
世界を救う? 海水の淡水化、日本企業の技術は世界トップ 海外紙特集
「人工光合成システム」で、地球温暖化とエネルギー問題を同時に解決

 神戸新聞より
海水を真水に、CO2分離… 神戸大で究極「膜」研究 1
【 薄っぺらで、頼りなさそうな「膜」。この膜が、工学の最先端で注目されている。何でも、エネルギーや環境、水など、21世紀の世界が抱える難題を解決する可能性があるとか。

 「わずかな厚みの中に、さまざまな技術が集結している」。神戸大先端膜工学センター長の松山秀人教授は自負をのぞかせる。

 高分子物質でできた膜には、ミクロな穴が無数に開いている。海水から真水をつくるには、水だけを通し、塩の成分は通さない膜が必要となる。いかに効率よく水と塩を分離するか-を追究する。

 しかし現在の手法は、水に強い圧力をかける必要があり、大きなエネルギーを要するのが難点だ。松山教授らが目指すのは、圧力をかけなくても分離できる手法の開発。従来の4分の1のエネルギーで済むという試算もある。

 「2025年には、世界人口の3分の2が水不足に陥るとされる。膜は、問題解決に最も貢献できる技術だ」と力を込める。

 海水のほかにも、膜のターゲットは広い。大気もその一つ。同センターでは、より早く、より確実に二酸化炭素(CO2)が分離できる独自の膜を開発。地球温暖化の防止に向けて、注目を集める。

 また再生可能エネルギーとして注目されているバイオエタノールに関しても、精製のための膜を開発する。次世代電池として期待の大きい燃料電池にも、膜が用いられている。】一部抜粋