『戦争と人間』 遅れてきた日本は、欧米列強を真似て・・

　あの侵略戦争で、大日本帝国が行った暴挙は、決して正当化出来ない。

　しかし、遅れてきた日本の暴挙は、欧米列強を真似ただけ？
東京裁判では、ひとり敗者の日本だけでなく、アジアの人々を蹂躙してきた勝者の欧米列強も、
同罪として裁かれるべきだった。

　中東でイスラエルとアラブ・パレスチナとの紛争が絶えないのも、旧宗主国イギリスとアメリカのせい。
永らく欧米列強と大日本帝国の支配下にあった中国も、有史以来　近隣諸国を力によって支配してきた。

　誰かが誰かを力によって支配する、そして強者同士がその利権を取り合い戦争を起こす。
戦争を起こす動機は暴力団同士の抗争と大差ない。

　しかし、暴力団抗争では、かたぎが巻き込まれることはあまりない？が、戦争で戦場に送り出されるのは、
戦争が争う利権とは縁もゆかりもない普通の民間人。

　戦争を起こしたい？安倍総理ら世界中の為政者たちに言いたい。
もし戦争するなら、誰も住んでいない、誰も巻き添えにならない場所で、ご自分たちだけでご勝手に。
殺す理由も殺される理由もない、普通の民間人は巻き込まないでいただきたい。

映画評論　戦争と人間

　「戦争と人間」　第三部　完結編




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