「飛行中の回転翼のひび割れを調べるセンサー用にストロンチウム90」が・・
なぜ?猛毒・放射能を、常に墜落の危険のあるヘリに使うのか?その無神経さに驚かされる。

 敵地で撃墜されれば、化学兵器の一種としてのストロンチウム90が威力を発揮する?との思惑か?

 当然のことながら、米国製の自衛隊ヘリにもストロンチウム90が・・
この場合、非核3原則に抵触しないのかも疑問だ。

 そして、ヘリの変種・オスプレイにも回転翼があり、センサー用にストロンチウム90が使用されている可能性が高い。

 もし、そのオスプレイが横田基地周辺で墜落したなら・・


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 沖縄タイムスより
墜落ヘリ同種機に放射性物質 06年米軍HP明記
【米軍キャンプ・ハンセンに5日墜落したHH60救難ヘリコプターの同種機の部品に、放射性物質のストロンチウム90が使われていた。現在閉鎖されている米空軍のホームページに、2006年時点で明記されていた。04年の沖国大ヘリ墜落事故でも同じ物質が焼失し、住民の健康不安を招いている。事故機に使われていたかは不明だが、宜野座村は6日、現場近くのダムで放射性物質の有無も調査した。

 事故機はHH60ペイブホーク。米空軍ライトパターソン基地(オハイオ州)のホームページにあった「航空機放射性物質データベース」には、同種のH60ブラックホークの主回転翼に、ストロンチウム90が使われていると記載されていた。飛行中の回転翼のひび割れを調べるセンサー用で、量は不明。嘉手納基地報道部は6日時点で事故機にストロンチウム90が使われていたかは明らかにしていない。

 本紙は06年、ホームページを基に米軍に取材し、劣化ウランなど多くの放射性物質が米軍機に使われていたことを報じた。

 ストロンチウム90は半減期が約29年。体内に入ると骨に蓄積、放射線を出し続けて骨のがんや白血病などの原因になるとされる。

 沖国大の事故では、墜落したCH53Dに使われていたストロンチウム90の一部約1850万ベクレルが燃えたが、米軍は「放射能汚染はない」と主張した。

 当時、事故を調査した京都大原子炉実験所の小出裕章助教は「沖国大事故のように機体が激しく燃えていれば、環境中にまき散らされている。現場写真を見る限り、周辺の森林に付着している可能性が高いのではないか」と指摘。「ストロンチウム90は水溶性であり、万が一水を介して人体に入れば一生消えない。ダムの水は定期的に調査すべきだ」と話した。

 一方、原子力規制委員会のホームページで公開している沖縄本島3カ所の空間線量測定結果では、米軍ヘリ墜落後の5日午後5時から6日午後7時までの数値に、日ごろに比べて目立った変化はない。

 名護市の北部福祉保健所では0・026~0・027マイクロシーベルト、うるま市の原子力艦放射能調査施設では0・020~0・021マイクロシーベルト、那覇市の県庁では0・045~0・046マイクロシーベルトだった。】

 るんるんのぴーすれぽーと様より
海上自衛隊の掃海ヘリに放射性物質が!
【MH53Eのメインローターの付け根にある、放射能標識
 2004年8月13日に宜野湾市の沖縄国際大学のキャンパスに米軍のCH53Dが墜落した。
 そのときに物々しい防護服に身を固めて放射線検査を行って後処理する兵士の姿が写った報道写真があった。
 実は、このCH53Dには、核物質である「ストロンチウム90」が、
回転翼の安全装置に放射性同位元素ストロンチウム90が使用されていました。
翼のひび割れを感知する装置だそうです。
 海兵隊は、墜落現場で放射能測定器を使い、回転翼安全装置の容器6個のうち5個を回収しました。
1個は機体が炎上したときに気化した可能性が高いが、米側は「焼失した量は、人体に危険性はない。」と説明している。
しかし、琉球大の物理学の教授は、「ストロンチウム90は、劣化ウランより放射線の量がはるかに多い。
燃えて微粒子になったストロンチウム90を吸い込めば、体内被ばくの危険性もある。」と指摘しています。
 
 このCH53Dの発展型である海上自衛隊のMH53Eについても、
亀裂警報装置にストロンチウム90が使われてることを明らかにしています。
 海上自衛隊のMH53Eは、海上自衛隊岩国基地に10機配備されています。
また、このME53Eは、定期点検のために、県営名古屋空港に隣接する三菱重工へ定期的に飛来しています。
 この海上自衛隊の機体も95年6月に相模湾に墜落しており、名古屋空港周辺で墜落する危険性もあります。

墜落、炎上事故は起きてはならないことです。しかし万一起きた場合に、
2次災害を防止する方策は前もって明らかにされなければならない。
軍用機にどんな危険物が使われているかは、最初にかけつける地元消防をはじめ、
関係する諸組織や基地や三菱重工周辺住民にオープンにされなければならないのではないでしょうか。

 ストロンチウム90は、原子炉の燃料となるウランが核分裂した時にできる主要な生成物の一つで、
使用済み核燃料の中に含まれる。強い放射能を持つ上に、半減期が28年と長いために、
取り扱いが困難な放射線を出す物質です。
 このストロンチウム90が、体内に入ると骨や歯に吸収され・備蓄される性質を持っています。
半減期の長いストロンチウム90は、長期にわたりβ線を放出し続けて、骨のガンや白血病の原因になります。】