原発事故直後の「計画停電」も、昨夏の大飯再稼動も、今冬の北電の節電要請も、本当は必要なかった。

 すべて、電力会社・政府・原子力村が共謀した、原発を守るための猿芝居。
今夏の節電目標要請見送りは当然、併せて大飯原発に新・安全基準を適用し、即刻停止させていただきたい。

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 47ニュースより
政府、節電目標を今夏見送りへ 震災後初、供給力確保
【政府は9日、節電の数値目標を今夏は各地域に設定しない方向で検討に入った。沖縄電力を除く電力9社が政府に報告した需給見通しで、供給余力を示す予備率が8月は全国平均6・3%となり、安定供給に必要な3%以上を確保できる見込みとなったため。節電目標が見送られれば、東日本大震災後で初めて。

 家庭や企業の節電定着に加え、電力各社が火力発電を増強し、相互に融通する態勢も確立したことが主因。政府は今夏、数値目標のない一般的な節電を各地域に要請する方向だ。

 各地域の予備率は、北海道電力と中国電力の管内が10・5%で最も高く、最も低い関西電力管内でも3・0%となる見込み。】

 北海道電力HPより
この冬の節電のご協力へのお礼
【この冬は、寒波の影響による電力使用の増加や発電所トラブルにより厳しい需給状況となる日もありましたが、皆さま一人ひとりのご協力により何とか安定供給を継続し、乗り切ることができました。
長期間にわたり節電にご協力いただき、誠にありがとうございました。

今後は、この冬の安定供給のために連続運転してきた火力発電所について必要な点検や補修を着実に実施し、これからも電気を安定してお届けできるよう努めてまいります。】