原発の安全を守るための規制委の断層調査に、言うに事欠いて、「活断層狩り」に狂奔?中世の魔女裁判を彷彿(ほうふつ)?読売にしろ産経にしろ、社会の公器たる大新聞の、
原子力ムラに対する度を越した肩入れ・・呆れ果てて言葉も出ない。

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日本の原子力発電とCIAの関係

『現代史スクープドキュメント 原発導入のシナリオ~冷戦下の対日原子力戦略~』書き起こし
                   
 産経ニュースより
東通原発 これでは「活断層狩り」だ
【「耐震設計上考慮すべき活断層である可能性を否定できない」とする報告書案が、原子力規制委員会の有識者会合によってまとめられた。

 東北電力・東通原子力発電所の敷地内の地層の割れ目についての判定結果である。

 日本原子力発電・敦賀原子力発電所に続く2例目の実質的な活断層宣告だ。

 規制委は今後、部外の専門家から意見を聞いて報告書をまとめるとしている。一見、客観性に配慮した措置だが、人選次第では「自画自賛」になってしまう。

 中 略

 本来なら、現在の断層調査のメンバーに、建設前の評価などに携わった専門家を加えて、科学的な議論を行うべきだったのだ。経験豊富な専門家に「原子力ムラ」のレッテルを貼って一律除外する姿勢は不公正でさえあろう。

 原子力規制委員会の本来の任務は、原子力発電の安全性の向上のはずである。にもかかわらず、その活動は「活断層狩り」に狂奔している感がある。中世の魔女裁判を彷彿(ほうふつ)させる異様さだ。】一部抜粋