26歳の女性社員を過労で自殺に追い遣りながら、「労務管理できていなかったとの認識は、ありません。」
「会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです」とのコメントには、大きな違和感を覚える。
功なり名を遂げた成功者としての驕りが、このような傲慢?なコメントを言わせるのだろうか?
NHKニュースより
「和民」の女性社員自殺 労災認定
【4年前、大手居酒屋チェーン「和民」で働いていた26歳の女性社員が、入社から2か月後に自殺したことに
ついて、神奈川労働局は、残業が月に100時間を超えるなど過労が原因だったとして、女性の死亡を労災と
認定しました。
労災と認定されたのは、大手居酒屋チェーン「和民」で働いていた森美菜さん(当時26)です。
遺族の代理人によりますと、森さんは平成20年4月に「ワタミフードサービス」に入社し、神奈川県横須賀市内の店に配属されましたが、入社2か月後に自殺しました。
遺族は、「長時間の深夜勤務や残業が続いたことが原因だった」などとして労災の認定を申請しましたが、
平成21年に横須賀労基署は仕事が原因とは認めず、遺族が神奈川労働局に審査を求めていました。
これについて神奈川労働局の審査官は、「残業が1か月当たり100時間を超え、朝5時までの勤務が1週間続くなどしていた。
休日や休憩時間も十分に取れる状況ではなかったうえ、不慣れな調理業務の担当となり、強い心理的負担を受けたことが主な原因となった」として、今月14日付けで仕事の過労が原因による労災と認定しました。
父親の森豪さん(63)は、「娘が自殺に追い込まれたのは会社に責任があったと認めてくれたことに感謝したい。これをきっかけに従業員を大切にする会社に生まれ変わってほしい」と話していました。
一方、ワタミフードサービスは「決定の内容を把握していないのでコメントは差し控えたい」としています。
手記に“助けてください”
森さんの両親によりますと、手帳に記された日記には亡くなるおよそ1か月前に、「体が痛いです。体がつらいです。気持ちが沈みます。早く動けません。どうか助けて下さい。誰か助けて下さい」と書かれていたということです。
母親の祐子さん(57)は、「一生懸命、頑張ってると思っていました。なぜ、もっと早く苦しんでいることに気づいてやれなかったのかと悔やんでも悔やみきれません」と話していました。】
ロケットニュース24より
ワタミ会長・渡邉美樹氏の自殺した女性社員に対するコメントに物議
【経営元のワタミフードサービスが経営している居酒屋「和民」の神奈川県横須賀市にある店に勤め入社2カ月で自殺した女性社員(当時26)について、神奈川労災補償保険審査官が労災適用を認める決定をしたことがわかった問題で、会長の渡邉美樹さんがTwitterで以下のようなコメントをしていた。
「労災認定の件、大変残念です。四年前のこと 昨日のことのように覚えています。彼女の精神的、肉体的負担を仲間皆で減らそうとしていました。労務管理できていなかったとの認識は、ありません。ただ、彼女の死に対しては、限りなく残念に思っています。会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです」
(Twitterより引用)
渡邉会長は以前「ワタミは天地神妙(※恐らく天地神明の間違いと思われる)に誓ってブラック企業ではありません。」などと発言し、今回は社員の幸せを第一と言いながら実際に労災認定されているにも関わらず労務管理できていなかったとの認識は無いという責任逃れとも受け取れる発言に対し、ネットユーザーたちからも以下のような怒りの声が多数あがっている。
「100時間の残業時間を課すことができる仕事環境がある企業の人間がそのようなことをいうのは場違いだと思います」
「 最低賃金しか払っていないくせに、、なに威張ってるんだ(^▽^笑)」
「あなたにとって過労自殺したことが彼女の幸せと仰ってるようにしか聞こえません。もう一度大事なことなので書きますが、もう二度と和民行きません。社員が過労自殺した店で呑気に呑めない。幸せな気分で呑めないから。」
「一生和民行きたくないわwwww社員一人死なせてる企業にお客を幸せに出来やしない」
「労務管理できてると思っているのなら、何で死んだと思ってるんだろう?理由もなく人は死ぬとでも?こんなんだからブラック扱いされるんだろうね」
「従業員を過労死させる会社をブラック企業というのですよ。」
「 何をもって、社員の幸せというのか。貴方の常識は、通常のものとは甚だ食い違っています。体調を崩すほど、死に追いやるほどの労働時間は、社員の幸せに繋がりますか?働けるのも、お客様の笑顔ももちろん幸せに繋がりますが、全ては社員が健康であってこそ。」
「 若者が一人、過労自殺に追い込まれているんですよ。貴方の経営している会社で。残念でしたという次元の話ではないでしょう。何故申し訳ありませんの一言すら書けないのですか。この期に及んでの貴方のツイートは私には居直りとしか受け止められません(怒)」
(Twitterより引用)
ネットの声をまとめると「渡邉さんにはきちんと自分の非を認め、労務管理をしっかりして欲しい」との要望や、「社員が死ぬような労働環境のお店では楽しくお酒が飲めない」などの苦言が多くを占めていた。
渡邉会長は以前テレビで「無理を続ければ、それは最終的に無理ではなくなる。無理をして自分自身を追い込むことで、結果的に成長できる」と発言していたが、無理をしすぎて死んでしまっては意味がない。
今後和民が皆に心から愛される店になるには、労務管理の改善は必須かもしれない。いや、社員にこれ以上
問題が起きないよう、必ず労務管理の改善をしていただければと思う。】
「会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです」とのコメントには、大きな違和感を覚える。
功なり名を遂げた成功者としての驕りが、このような傲慢?なコメントを言わせるのだろうか?
NHKニュースより
「和民」の女性社員自殺 労災認定
【4年前、大手居酒屋チェーン「和民」で働いていた26歳の女性社員が、入社から2か月後に自殺したことに
ついて、神奈川労働局は、残業が月に100時間を超えるなど過労が原因だったとして、女性の死亡を労災と
認定しました。
労災と認定されたのは、大手居酒屋チェーン「和民」で働いていた森美菜さん(当時26)です。
遺族の代理人によりますと、森さんは平成20年4月に「ワタミフードサービス」に入社し、神奈川県横須賀市内の店に配属されましたが、入社2か月後に自殺しました。
遺族は、「長時間の深夜勤務や残業が続いたことが原因だった」などとして労災の認定を申請しましたが、
平成21年に横須賀労基署は仕事が原因とは認めず、遺族が神奈川労働局に審査を求めていました。
これについて神奈川労働局の審査官は、「残業が1か月当たり100時間を超え、朝5時までの勤務が1週間続くなどしていた。
休日や休憩時間も十分に取れる状況ではなかったうえ、不慣れな調理業務の担当となり、強い心理的負担を受けたことが主な原因となった」として、今月14日付けで仕事の過労が原因による労災と認定しました。
父親の森豪さん(63)は、「娘が自殺に追い込まれたのは会社に責任があったと認めてくれたことに感謝したい。これをきっかけに従業員を大切にする会社に生まれ変わってほしい」と話していました。
一方、ワタミフードサービスは「決定の内容を把握していないのでコメントは差し控えたい」としています。
手記に“助けてください”
森さんの両親によりますと、手帳に記された日記には亡くなるおよそ1か月前に、「体が痛いです。体がつらいです。気持ちが沈みます。早く動けません。どうか助けて下さい。誰か助けて下さい」と書かれていたということです。
母親の祐子さん(57)は、「一生懸命、頑張ってると思っていました。なぜ、もっと早く苦しんでいることに気づいてやれなかったのかと悔やんでも悔やみきれません」と話していました。】
ロケットニュース24より
ワタミ会長・渡邉美樹氏の自殺した女性社員に対するコメントに物議
【経営元のワタミフードサービスが経営している居酒屋「和民」の神奈川県横須賀市にある店に勤め入社2カ月で自殺した女性社員(当時26)について、神奈川労災補償保険審査官が労災適用を認める決定をしたことがわかった問題で、会長の渡邉美樹さんがTwitterで以下のようなコメントをしていた。
「労災認定の件、大変残念です。四年前のこと 昨日のことのように覚えています。彼女の精神的、肉体的負担を仲間皆で減らそうとしていました。労務管理できていなかったとの認識は、ありません。ただ、彼女の死に対しては、限りなく残念に思っています。会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです」
(Twitterより引用)
渡邉会長は以前「ワタミは天地神妙(※恐らく天地神明の間違いと思われる)に誓ってブラック企業ではありません。」などと発言し、今回は社員の幸せを第一と言いながら実際に労災認定されているにも関わらず労務管理できていなかったとの認識は無いという責任逃れとも受け取れる発言に対し、ネットユーザーたちからも以下のような怒りの声が多数あがっている。
「100時間の残業時間を課すことができる仕事環境がある企業の人間がそのようなことをいうのは場違いだと思います」
「 最低賃金しか払っていないくせに、、なに威張ってるんだ(^▽^笑)」
「あなたにとって過労自殺したことが彼女の幸せと仰ってるようにしか聞こえません。もう一度大事なことなので書きますが、もう二度と和民行きません。社員が過労自殺した店で呑気に呑めない。幸せな気分で呑めないから。」
「一生和民行きたくないわwwww社員一人死なせてる企業にお客を幸せに出来やしない」
「労務管理できてると思っているのなら、何で死んだと思ってるんだろう?理由もなく人は死ぬとでも?こんなんだからブラック扱いされるんだろうね」
「従業員を過労死させる会社をブラック企業というのですよ。」
「 何をもって、社員の幸せというのか。貴方の常識は、通常のものとは甚だ食い違っています。体調を崩すほど、死に追いやるほどの労働時間は、社員の幸せに繋がりますか?働けるのも、お客様の笑顔ももちろん幸せに繋がりますが、全ては社員が健康であってこそ。」
「 若者が一人、過労自殺に追い込まれているんですよ。貴方の経営している会社で。残念でしたという次元の話ではないでしょう。何故申し訳ありませんの一言すら書けないのですか。この期に及んでの貴方のツイートは私には居直りとしか受け止められません(怒)」
(Twitterより引用)
ネットの声をまとめると「渡邉さんにはきちんと自分の非を認め、労務管理をしっかりして欲しい」との要望や、「社員が死ぬような労働環境のお店では楽しくお酒が飲めない」などの苦言が多くを占めていた。
渡邉会長は以前テレビで「無理を続ければ、それは最終的に無理ではなくなる。無理をして自分自身を追い込むことで、結果的に成長できる」と発言していたが、無理をしすぎて死んでしまっては意味がない。
今後和民が皆に心から愛される店になるには、労務管理の改善は必須かもしれない。いや、社員にこれ以上
問題が起きないよう、必ず労務管理の改善をしていただければと思う。】