沖縄タイムスより
【 防衛省は2日午前、衆院予算委員会理事会で米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市長選に向け
沖縄防衛局が職員らの有権者リストを作成し、真部朗局長が選挙介入と受け取られかねない「講話」をして
いた問題をめぐり、その内容の再現文書を提出した。

 普天間移設の必要性を指摘し、宜野湾市長選に関して「普天間飛行場を抱える自治体の直近の民意が
示される場として重要な選挙」と強調している。

 同時に「特定の候補者に投票しなさいと言える立場ではない」としつつも、共産、社民、沖縄社会大衆3党からの出馬要請に応じた伊波洋一元市長について「県内移設反対」、自民、公明両党推薦の佐喜真淳県議を「現状固定化を断固阻止」と紹介。

 「県内移設に反対する声が一般的になっているが、政府はその必要性を説明し、県民の理解を得ようと努力している」と続け、自公候補支援が望ましいとの考えを示唆する内容になっている。

 共産、社民両党など野党の反発は必至で、公務員の政治的な中立性も問われそうだ。

 文書は真部氏の記憶に、講話に参加した職員ら66人のうち50人からの聴取内容を反映させて防衛省が
作成させた。】

 沖縄防衛局HPより
沖縄防衛局とは?中央において企画・立案された諸施策・政策を実現し、国と地方公共団体との綿密な
連携体制を強化する役割を担う組織となります。】

 要は、中央の言うことを地方に聞かせるのが任務? 真部防衛局長の「選挙介入」を、東京の防衛省上層部が知らなかった?筈はない。

 「選挙介入」をしてまでも、中央の意向を地方に押し付けるようとした事は、局長更迭で済ませて終わりに
出来るような軽い問題ではない。

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