相次ぐ東電の変電トラブル?に拠る停電、東電の値上げのためのデモンストレーション?
それとも、偶然に変電トラブルが重なった?

 突然の停電は、各方面に多大な影響がある、こんなことがしょっちゅう起こっては困りものだ。
東電は、早急に原因を突き止め、このような事が二度と起こらないように、電力供給者としての社会的義務を果たしていただきたい。

 yomiuri・onlineより
 『江戸川区 5万9000世帯一時停電*復旧4時間 変電所送電トラブル』
【16日午後5時40分頃、江戸川区の東京電力鹿骨(ししぼね)変電所で送電トラブルが発生し、同区篠崎町などで最大約5万9000世帯が停電した。同社によると、約20分後に約3万5000世帯で送電が再開。全世帯で電力が回復したのは、発生から約4時間後の午後10時前だった。

 同区篠崎町では、信号機が10か所以上で消えたため、小松川署が署員約30人を配置。手信号で通過車両を誘導したため、事故などはなかったという。都営地下鉄新宿線篠崎駅周辺のビルなどが一斉に停電、駅前の6階建てビルではエレベーターが非常停止したが、閉じこめられた人はいなかった。

 突然の停電で、駅近くのスーパーや飲食店では、店頭に「一時閉店します」の貼り紙が一斉に貼り出された。コンビニ店の女性店員(58)は、「温めてあった肉まんが冷えてしまった。アイスクリームや冷凍食品も廃棄しないと」と肩を落とした。篠崎町7に住む男性(76)は、自宅が停電で真っ暗に。昨年3月の震災以来、手の届くところに懐中電灯を置くようにしていた。「まずは明かり。備えは大事だと実感した」と話していた。】

 産経ニュースより
 『工場生産ストップ、蛍光灯点滅…東電設備トラブルで影響相次ぐ』
【17日午後4時10分ごろ、福島県田村市にある「東京電力南いわき開閉所」の設備でトラブルが発生、北関東などの広範囲で電圧が一時的に低下し、工場のラインが停止するなどの影響が出た。東京電力で原因を調べている。

 電圧低下の影響で福島第1原発と第2原発では、使用済みの燃料貯蔵プール冷却や汚染水浄化システムの一部が一時停止した。第1原発の原子炉注水や放射性物質のモニタリングには影響がなく、東京電力では「冷温停止状態に問題はない」としている。

 東北電力の女川原発1号機(宮城県)でも午後4時すぎ、使用済み燃料プールを冷却するポンプが43分間停止した。電圧低下の影響とみられる。プールの水温は上昇しなかったという。

 家庭や工場でも影響が出た。東京電力群馬支店によると「蛍光灯が点滅した」などとする問い合わせが午後6時半現在で75件以上も相次いだ。

 日産自動車栃木工場(栃木県上三川町)では午後4時すぎから2時間近く操業を停止。富士重工業の群馬製作所(群馬県太田市)も、工場管理システムのコンピューターがダウンし、約40分間、生産ラインが止まった。車体塗装ラインにある車は、スクラップにする必要が出るなど影響は大きいという。】

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       南いわき開閉所?

 余談だが、ブログを書いている最中に停電が起きたらお手上げだが、この記事を書いている最中に、2度も、アメログのサーバーERR?の被害に遭ってしまい、電気やデジタルデータなど、目に見えな物に頼る事の危うさを実感した。