まったく呆れた話だ。巨額の税金を注ぎ込んだSPEEDIのデータを、国民のためには活用せずに隠蔽し、震災復旧でお世話になる米軍には即時提供?

 挙句に、SPEEDIは欠陥ソフト「問題は大いにあった」?「何が起こりうるか想定がないまま作られた」?「実態を正確に反映していない予測データの公表は無用の混乱を招きかねない」?

 緊急時に備えて運用されている『SPEEDI』を、肝心の原発事故・本番で屁理屈をこねて住民の避難に生かさずに隠蔽するとは?文部科学省はどこの国のお役所なのか?総理大臣はただの飾りだから頭越しにスルーしたのか?

 それとも、管総理はじめ官邸は全てを知っていて、無用な混乱を恐れて??SPEEDIのデータを隠蔽したのか?

 何れにせよ、米軍様はSPEEDIのデータを見て、福島原発から遥か遠くに避難し、福島の住民は、SPEEDIが正確に示していた放射能の飛散方向に避難し、被ばくしてしまった。

 政府は、国民の命よりも、SPEEDIのデータで傷がつく?原子力村を守る為に、SPEEDIのデータの公表を拒んだ、というのが真相ではないのか?

 NHKニュースより
【東京電力福島第一原子力発電所の事故原因を究明する国会の「事故調査委員会」は、初めての本格的な質疑を行い、参考人として招致された文部省の担当者が、放射性物質の拡散を予測する「SPEEDI」と呼ばれるシステムによる予測データを、事故の直後に、アメリカ軍に提供していたことを明らかにしました。

国会の事故調査委員会は、16日、政府の事故調査・検証委員会の畑村委員長や東京電力の事故調査委員会の委員長を務める山崎副社長らを参考人として招致し、公開で初めての本格的な質疑を行いました。

この中で、文部科学省科学技術・学術政策局の渡辺次長は、放射性物質の拡散を予測する「SPEEDI」と呼ばれるシステムで、事故の直後に行った予測のデータについて、外務省を通じて直ちにアメリカ軍に提供していたことを明らかにしました。

SPEEDIのデータは、文部科学省が「実態を正確に反映していない予測データの公表は、無用の混乱を招きかねない」として、一部を除き、事故の発生から2か月近く公表しませんでしたが、

アメリカ軍に提供した理由について、渡辺次長は「緊急事態に対応してもらう機関に、情報提供する一環として連絡した」と説明しました。】

1/16 国会事故調査委員会 第2回委員会(動画)ざまあみやがれ様より

 wikipediaより
緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)は、原子力発電所などから大量の放射性物質が放出されたり、そのおそれがあるという緊急事態に、周辺環境における放射性物質の大気中濃度および被曝線量など環境への影響を、放出源情報、気象条件および地形データを基に迅速に予測するシステムである。
SPEEDIでは、関係府省と関係道府県、オフサイトセンターおよび日本気象協会とが、原子力安全技術センターに設置された中央情報処理計算機を中心にネットワークで結ばれていて、関係道府県からの気象観測点データとモニタリングポストからの放射線データ、および日本気象協会からのGPV(格子点資料)データ、アメダスデータを常時収集し、緊急時に備えている。

痛い2チャンネルニュースより
【原発問題】 日本政府、なぜか「放射性物質の拡散予測」非公開→枝野長官「公表すべきだった」 [04/04]
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1301966257/

【原発問題】 SPEEDIは欠陥ソフト「問題は大いにあった」「何が起こりうるか想定がないまま作られた」…細野統合本部事務局長
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1304564208/

【原発事故】 官邸筋  SPEEDI情報を隠蔽したのは枝野幸男氏の指示 「情報はどこかで一元化して勝手に出さないように」
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1325976533/  

togetterより
SPEEDIの情報は事故直後に米軍に提供!国民の叫びまとめ