原発の地元の首長さんには、貴方の街が、原発で壊滅する地獄絵を思い浮かべていただきたい。
そして、貴方の街の原発が、日本中に放射能を撒き散らし、放射能で安心して食べられるものが無くなって、
ものすごい形相で安全な食料を奪い合う人びとの姿を、想像していただきたい。

 東スポWEBより
【弁護士で東京電力記者会見をほぼすべて取材してきた日隅一雄氏が、7日に開かれた自由人権協会の
例会で雑誌「世界」の1月号の注目記事を指摘し「事故が2つ起きていたら対応できない。東京は死の町に
なっていた」と語った。
 
 その記事とは「東海第二原発 なぜ廃炉にしなくてはならないか」。元朝日新聞記者のサイエンスライター
添田孝史氏が書いている。

 3月11日の大地震で東海第2の原子炉は自動停止したが、外部電力もストップ。
3台あった非常用ディーゼル発電機のうち2台が作動し、崩壊熱を発し続ける核燃料を冷やすことができた。

 だが、「メルトダウンの危機はぎりぎりで回避されていた」のが実情で、記事によると発電所を運営する
日本原子力発電の広報室は「福島第一の事態になった可能性は否定できなかった」とコメントしている。

 詳しい内容は書かないが、(詳しくはこちら)一つ間違えば大惨事が起きていた可能性を当事者が認めたことは衝撃的と言っていい。東海村から30キロ圏内には約100万人が住み、東京までの距離は110キロぐらいしかない。

 福島と東海村のダブルで火の手が上がったら、収束作業に人手や資材が足りなくなるだけでなく、
風向きによっては東京から大量の避難者が出る事態となる。
 東海村の村上達也村長は同誌に「背筋が凍った」と話している。】

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