47newsより
【東京電力福島第1原発事故で、3月21日から4月30日までに海に流出した放射性物質の量は、
1万5千テラベクレル(テラは1兆)に達するとの試算を日本原子力研究開発機構などのグループが8日までにまとめた。

 東電は4月1~6日に2号機取水口付近から海に流出した高濃度汚染水に含まれる、
放射性物質(ヨウ素とセシウム)を4700テラベクレルと発表していた。もとになる期間が異なるが、

 今回の試算は約3倍に上り、原子力機構の小林卓也研究副主幹は、
「ほかのルートからも放射性物質が流れ出ていた可能性を示すものだ」と指摘している。】

 東電は、4月1~6日と、短く日にちを区切って、意図的に流出量を少なく見せようとしたのだろうが、
それでも、3倍の開きは大き過ぎる、小林氏の推測通り、他のルートからの流出もあったのではないだろうか。