asahi.com:NTTファシリティーズ広告より
【太陽光発電を備えていれば、停電や故障などで電力供給がストップした際にも電気の利用が可能と考え、
システムの導入を検討している方も多いと思うが、ここで注意したいのは、

 現在普及しているすべての太陽光発電システムがこうした代替電力の供給に対応しているわけではない、
という点だ。 
 緊急時に太陽光発電を活用して電力の供給を得るためには、「自立運転機能」 を備えた太陽光発電を選ぶ必要がある。

 停電対応型太陽光発電システムは機能別に3つのタイプ(Type1、Type2-1、Type2-2)が用意されている。
いずれも通常時は、太陽電池で発電した電力を自家消費するほか、電力会社への売電も行う。

 それぞれの特徴としては、自立回路を搭載したType1は停電時でも日中であれば電気を使用することが可能となり、さらに自立回路に加えて蓄電池を搭載したType2-1の場合、夜間や不日照時でも電力を供給できる。

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 また今年の11月から販売予定のType2-2は、太陽光発電パネルと蓄電池の併用することで、 
昼間に一定の電力を賄う「ピークカット機能」を備えている。

 従来の太陽光発電は曇りや雨の日には発電量が大きく減るため、安定した電源としての使い方はできなかった。
 
 しかしこれまで停電時にしか使用していなかった蓄電池を毎日充放電制御することで、天候に左右されることのない安定した発電量の確保を可能にした。これにより、出力100kWの太陽光発電パネルを設置する場合、蓄電池は200kW程度の大きさとなり、日照がない場合でも8時間程度の連続運転ができる。

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 さらに電力使用のピーク時にも蓄電池から放電して電力を補うことで、電力会社からの売電電力を減らすことが可能。施設の規模にもよるが、ピーク電力を平均で2割程度抑えられる。】

  実証サイト「Fソーラーテクノパーク」を構築

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 NTTファシリティーズさんの応援をする積もりはさらさらないが、太陽光発電などの自然エネルギーにも、
「自立運転機能」、「ピークカット機能」、「蓄電機能」 を備えれば、十分に安定した補助電力として機能し、
その分、原発の供給する電力を減らすことが可能だということのようだ。