山形新聞より
【 放射性セシウムが検出されたプールの水を浄化しようと、松江市の汚水処理会社「ネオナイト」が7日、福島県南相馬市の市立上真野小学校で、天然鉱物ゼオライトを活用したプラント除染を公開した。ゼオライトは東北地方や島根県などで採れ、セシウムを吸着する特徴があるとされる。

$げんぱつニュース-2














放射性セシウムが検出されたプール(左)脇に設置された、
天然鉱物を使い除染する小型プラント=7日午前、
福島県南相馬市の上真野小学校

 ネオナイトによると、上真野小プールの水(約400トン)は、事前のサンプリング調査で1キログラム当たり50~5千ベクレル、沈殿物では最大3万6200ベクレルを検出。処理後は同30~50ベクレルと、飲料水の暫定基準値(200ベクレル)を下回ったといい、地元住民などの了解を得て雨水溝に放流した。】

 天然鉱物ゼオライトは、福島原発の汚染水循環システムでも使われており、松江市の汚水処理会社「ネオナイト」によるプールの水の浄化の効果が実証されたのであれば、早速、福島の高濃度汚染地帯で活躍できるよう、関係各機関に手配をお願いしたい。