TBSNEWSiより
youtubeより
『自然エネルギー、拡大しないワケ』
【 菅総理は2020年代までに自然エネルギーを20パーセントに拡大する方針を掲げましたが、なかなか普及しづらいのが現実です。その背景を取材しました。
中学校の敷地に並べられた「太陽光パネル」。岩手県葛巻町の葛巻中学校。天気が良ければ「昼間に消費する電力」すべてをこの太陽光発電でまかなっています。岩手県葛巻町。自然エネルギーを積極的に導入している町です。町の中では風力発電機が15基回っていました。
「葛巻町の風を使ったクリーンなエネルギーを生産していこうと、年間5400万キロワットアワーを発電」(葛巻町農林環境エネルギー課・日向信二さん)
町の総世帯3000世帯分と、事業所の分などを合わせた「町全体で消費する電力」の2倍近くを風力発電で生産しています。風力発電を行う企業は、東北電力に売電し年間5億円の利益を得ています。町はこの企業に土地を貸しただけですが、固定資産税などの形で、年間3000万円ほどの収入を得ています。それらの収入は、町の福祉や教育、また、住民が自然エネルギーを導入する際の補助金として使われています。
このほかにも、町には10種類ほどの施設が点在。自然エネルギーの導入に力を入れたことで、町には工事や整備の分野で雇用が生まれたほか、見学に来る人が増え、観光客が2倍以上となりました。町に「自然エネルギー」が可能性を生みました。さらなる導入を狙いますが、今、それを阻む壁があります。
風力発電などが生む電力は東北電力が買っています。さらに増やしたくても、電力会社が自然エネルギーから生まれた電力を買う量に上限を設けているため、拡大できずにいるのです。これには法律が影響しています。電力会社に、自然エネルギーを利用する割合を発電量全体の「1パーセント」ほどしか義務づけていないのです。
葛巻町の町長は、自然エネルギーを普及させていくためには、“政治の意志”と“国民の合意”が必要だと話します。
「どんなエネルギーを電気エネルギーに求めるのか。これまでのように原発でいくのか、少し高くてもクリーンエネルギーにしようという声が高まり理解が深まれば、山村でクリーンエネルギーを生産する風車の建設が可能になる」(葛巻町・鈴木重男町長)
環境省が4月に出した試算。風力発電は日本全体で、およそ2400万から1億4000万キロワット分導入が可能。これは原発7基から40基分に相当する量です。山村から生まれる電力を国のエネルギーとして活かすかどうかは、今後の政策にかかっています。】
『自然エネルギー普及を阻む壁=電力を買う量に上限』
この壁を切り崩せば、一気に自然エネルギーは普及する、それには“政治の意志”と“国民の合意”が必要だと『葛巻町の町長』は言っている。
政治とは、菅降ろしや政局ではなく、国民の最大幸福のために強い信念、高い志を持って決断・実行することだ。
民主だ、自民だ、小沢だ、菅だとほざいている連中に、政治など出来る道理がない。
真の政治家とは『葛巻町の町長』のような方を云うのではないか。
youtubeより
『自然エネルギー、拡大しないワケ』
【 菅総理は2020年代までに自然エネルギーを20パーセントに拡大する方針を掲げましたが、なかなか普及しづらいのが現実です。その背景を取材しました。
中学校の敷地に並べられた「太陽光パネル」。岩手県葛巻町の葛巻中学校。天気が良ければ「昼間に消費する電力」すべてをこの太陽光発電でまかなっています。岩手県葛巻町。自然エネルギーを積極的に導入している町です。町の中では風力発電機が15基回っていました。
「葛巻町の風を使ったクリーンなエネルギーを生産していこうと、年間5400万キロワットアワーを発電」(葛巻町農林環境エネルギー課・日向信二さん)
町の総世帯3000世帯分と、事業所の分などを合わせた「町全体で消費する電力」の2倍近くを風力発電で生産しています。風力発電を行う企業は、東北電力に売電し年間5億円の利益を得ています。町はこの企業に土地を貸しただけですが、固定資産税などの形で、年間3000万円ほどの収入を得ています。それらの収入は、町の福祉や教育、また、住民が自然エネルギーを導入する際の補助金として使われています。
このほかにも、町には10種類ほどの施設が点在。自然エネルギーの導入に力を入れたことで、町には工事や整備の分野で雇用が生まれたほか、見学に来る人が増え、観光客が2倍以上となりました。町に「自然エネルギー」が可能性を生みました。さらなる導入を狙いますが、今、それを阻む壁があります。
風力発電などが生む電力は東北電力が買っています。さらに増やしたくても、電力会社が自然エネルギーから生まれた電力を買う量に上限を設けているため、拡大できずにいるのです。これには法律が影響しています。電力会社に、自然エネルギーを利用する割合を発電量全体の「1パーセント」ほどしか義務づけていないのです。
葛巻町の町長は、自然エネルギーを普及させていくためには、“政治の意志”と“国民の合意”が必要だと話します。
「どんなエネルギーを電気エネルギーに求めるのか。これまでのように原発でいくのか、少し高くてもクリーンエネルギーにしようという声が高まり理解が深まれば、山村でクリーンエネルギーを生産する風車の建設が可能になる」(葛巻町・鈴木重男町長)
環境省が4月に出した試算。風力発電は日本全体で、およそ2400万から1億4000万キロワット分導入が可能。これは原発7基から40基分に相当する量です。山村から生まれる電力を国のエネルギーとして活かすかどうかは、今後の政策にかかっています。】
『自然エネルギー普及を阻む壁=電力を買う量に上限』
この壁を切り崩せば、一気に自然エネルギーは普及する、それには“政治の意志”と“国民の合意”が必要だと『葛巻町の町長』は言っている。
政治とは、菅降ろしや政局ではなく、国民の最大幸福のために強い信念、高い志を持って決断・実行することだ。
民主だ、自民だ、小沢だ、菅だとほざいている連中に、政治など出来る道理がない。
真の政治家とは『葛巻町の町長』のような方を云うのではないか。