ピンチをチャンスに変える発想の習慣 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタントの古川です。




ペタなテーマですよね。



ピンチをチャンスに変えろ!なんて。


本当に聞き飽きて新しくもなんともない。




でも、圧倒的な結果を残す人は逆境や困難に陥った時に

それをただ乗り越えるだけではなく、チャンスに変えてしまうウルトラCの発想ができます。



そのためにはマインドがそうなっていないとダメ。



DeNAの南場智子さんは著書「不格好経営」の中で次のように言っていました。


「ひとつは、とんでもない苦境ほど、素晴らしい立ち直り方を魅せる格好のステージだと思って

振り切ることにしている。そしてもうひとつは、必ず後から振り返って、あれがあってよかったね、

と言える大きなプラスアルファの拾い物をしようと考える。うまくいかないということは、負けず嫌い

の私には耐えがたく、単に乗り越えるだけでは気持ちが収まらない。

おつりが欲しい、そういうことだ」



このおつりが欲しい、拾い物がなければ絶対に嫌!折角苦労するんだからという発想。。



普通の人はどうやって乗り越えるか、つぶれないか、もしくは本当にうまくいくだろうか?

自分にできるだろうか?という質問をしていると思います。



しかし、こころの対話の質が全く違う。これが南場さんなのです。




別の例をだしましょう。


パナソニックの創業者の松下幸之助さんは講演の中で次ようにおっしゃっています。


「良いことを言ってくれるお得意様はそれはそれでよい。

しかし、いつも文句をいってくるお得意様はもっとありがたい。

なぜなら、それによって商品をもっと良くしようとするし、事実そうなってきた

だから、文句をいうお客様を私は大切にするし、みなさんもそうしなさい」



これも逆転の発想です。


表面的に口先だけでいうのは簡単です。しかし、本当に正面向かってクレームを受けて

改善しようとする努力は血のにじむプロセスです。耐えがたい怒りと戦わなくてはなりません。


しかし、それでも商品を磨くことになるのだと松下さんは信じているのです。





レバレッジコンサルティングの本田直之さんが、

ベンチャー企業の経営をしてIPOを目指しているときに

常に、経営者の仕事としては困難なことが来たら、大丈夫、これはチャンスだよ

と言い聞かせてきたそうです。


発想の転換をして若い社員たちに希望を見せるのが仕事だったということです。



たとえば、会社が赤字になった時、ベンチャーの若手社員はもうダメかもと不安になります。

そんなとき、本田さんは「不況というのは会社を筋肉質にするチャンスだから」と言い聞かせます。



これは単なる励ましではなく、きちんと理由も実績も提示できる。



腰の据わった経営者から言われると、「なるほどそうか」と思えるものでしょう。



これも素晴らしい発想の例です。




ピンチがやがてチャンスに変わった例は、韓国でしょう。



韓国は1998年、経済危機になりIMFの管理下に置かれた大屈辱の歴史を持っています。

経済が崩壊したのです。


あれから、15年後の韓国はどうなったでしょうか?

韓国人は悟りました。国内市場ではダメだと。


そこで国際化に乗り出しました。こぞって国を挙げて英語学習をして、人材を育てました。

企業の戦略支援を官民共同で行いました。




結果、どうなったでしょうか?


液晶TV、スマホをはじめ家電製品は、サムソン、LGにシェアを持っていかれました。

韓流のドラマや映画はどんどん東南アジアに輸出されて、日本のジャニーズなどは

太刀打ちすることができないほどです。




つまり、あのとき、経済危機になっていなければ今の繁栄はなかったです。


危機に直面したときに、必ずチャンスの扉もあるのです。




それを見つけられるか、そしてそこに向かって歩いていき扉を開こうとするのか?



最後の事例は最近のものです。



今、柔道界が体罰や金銭問題で大変なバッシングを受けています。


そんな中、オリンピック金メダリストで前人未到の115連覇の偉業を成し遂げた

国民栄誉賞の山下泰裕氏が体罰問題の防止委員長に示されました。



山下氏がTVにコメントを求められたときの話が印象的でした。


「柔道界が子供にもっと柔道をやりたい、

親が柔道をやらせたいと言ってもらえるように変わるには

今のチャンスを逃したら他にない。」


チャンスという言葉を使ったことが印象的でした。

さすが、世界無敵の柔道家は思考習慣も違うのです。


普通はこのようなこのお鉢が回ってきたら誰もが嫌ではないでしょうか?

まさにピンチをチャンスだと思っている。



こんな思考習慣がある人がTOP5%の仕事ができる人の特長なのです。



そのためには、質問が重要です。



・この難局から何が学べるだろうか?

・この問題を一気に解決できる奇跡の解決策があるとしたら何だろう?

・過去のピンチがチャンスになった例は何だろう?

・そこに共通していたパターンは何だろうか?



これらの質問をすることで、頭にブレイクスルーが起こせるといいでしょう。



おつりが欲しい。ただ解決しただけではいや!という南場さんの言葉を言い聞かせながら(笑)



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