亀井氏「国民の相当数、冷静な判断能力ない」 (読売新聞)

 国民新党 代表の亀井金融相は25日、衛星放送BS11 の番組で、小沢民主党 幹事長の資金管理団体をめぐる政治資金規正法 違反事件に関して「今の国民は相当数が大脳皮質で冷静に判断する能力をお持ちでない。新聞が『けしからん』と書いたりすると、その人(小沢氏)が何を言っても耳を貸さない」と述べた。


[ 2010年1月26日0時48分 ]

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_shizuka_kamei__20100126_3/story/20100126_yol_oyt1t00070/


誰も知らない小沢夫人の素顔 (ゲンダイネット)

●数億円の貯金もナットクの大金持ちだった

 小沢幹事長が、今週末に検察の聴取に応じるという。一時は、小沢の妻・和子さん(65)の任意聴取まで取り沙汰され、その存在に注目が集まった。

 西松事件 がなければ、今頃ファーストレディーになっていたかもしれない女性なのに、和子夫人の素顔は、ほとんど知られていない。一体どんな人物なのか。

「和子夫人は、“内助の功”という言葉がピッタリの控えめな人です。ポッチャリ体形で、服装は質素。ブランド品を身につけることもありません。鳩山首相の幸夫人とは正反対のタイプですね。小沢邸での新年会でも、厨房を仕切るなど裏方に徹し、表には出てこない。人手が足りないときには料理を運んで来たりもしますが、自分から挨拶することもなく、すぐにいなくなってしまう。後になって“さっきの女性が奥さんだったの?”と驚く議員も多いそうです」(政治評論家・有馬晴海 氏)

“お手伝いさん”と間違われることもあるくらい地味な印象の和子夫人だが、実はタイヘンな資産家だ。

 田中角栄 の後援会幹部で、新潟県の大手ゼネコン 「福田組」の経営者だった福田正氏の長女。上智大 卒の才媛でもある。

「英語がペラペラで、ダイアナ妃が来日した時は、通訳なしで話したそうだよ。頭がいいことをひけらかさないし、偉ぶらなくて感じのいい人だよ」(地元関係者)

 角栄の仲介で、衆院2期目だった小沢一郎 と73年に見合い結婚。09年3月に提出された有価証券 報告書によれば、今も福田組の株式を136万3000株(3.03%で第8位)も保有している。

「昨年、福田組の第2位の大株主だった父の正氏が亡くなり、和子夫人は株などの財産を相応に相続したと思われます。保有株の資産価値は数億円。配当だけでも、毎年かなりの金額になる。長者番付が公表されていた当時は、和子夫人は高額納税者の常連でした。福田組の監査役を務めていたこともあり、毎年2000万円前後を納税していた。つまり、6000万~7000万円程度の収入があったということです」(ベテラン政治記者)

 それなら、数億円単位の貯金があっても不思議はない。小沢の政治活動をまさに物心両面で支えてきたわけだ。

「平成3年に小沢氏が狭心症 の疑いで入院した時には、献身的に看病。その後も体調を気遣って、小沢氏の昼食は、いつも和子さんお手製のおにぎり2個です」(有馬晴海氏=前出)

 さしもの小沢も夫人には頭が上がらないという。

日刊ゲンダイ 2010年1月22日掲載)


[ 2010年1月25日10時00分

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_ichiro_ozawa__20100126_49/story/25gendainet02044390/


小沢氏「心臓病で入院、預金を家族名義に」 (読売新聞)

記事写真
 定例記者会見で質問に答える民主党の小沢幹事長=安川純撮影

 民主党 の小沢幹事長は25日、自らの資金管理団体「陸山会 」の政治資金規正法 違反事件で、東京地検 から事情聴取 を受けた後、初めての定例記者会見を行い、同事件で逮捕された秘書らの監督責任に言及した。

 ただ、具体的な責任の取り方には触れなかった。

 記者会見は党本部で行われ、小沢氏は、逮捕された秘書らの監督責任について「(政治資金の管理を)担当者に任せてきたことは事実だ。それがもし誤ったことをしたならば、私の(資金管理団体の)代表者としての責任ももちろんある」と述べた。

 小沢氏は、資金管理団体が購入した土地の資金4億円のうち3億6000万円を家族名義の口座から引き出したと説明している。家族名義の口座に多額の金があった理由については「1991年に心臓の病で入院した。万が一の時に、という意識があって家族名義にしたのではないか」と述べた。

 自らの国会への参考人招致については「与野党で議論することなので、その結果に従う」と述べた。

 小沢氏はまた、事情聴取の際の検察側とのやりとりを一部紹介し「(検察から)『水谷建設 から5000万円の提供があったと言われているが、いかがか』という話があった。私は『5000万円を受け取ったり(土地)購入資金に充てたという事実は全くないし、その他の会社からも不正な資金提供を受けたことはない。秘書もそのような金は受け取っていないと信じている』と申し上げた。繰り返しの問答はあまりなかった」と語った。