以前、自分のホームページを持っていましたがそちらでアップした事があります。
これが真物で初めて購入した十手
全長42.5㎝
重量527g
これ以前に地元の骨董市で購入した十手がありました。
当初は真贋がわからず、半額に値切る事は成功しましたが贋物を掴まされたので、こちらの十手の購入の際には慎重を期して、写真での真贋鑑定を佐野先生にお願いしました。
回答は
「良い物かとおもわれます。ただ革は後付け、鉄味の色は不自然なので、ガンブルー等を塗ってあるのではないか。おそらく江戸以外の目明かしの実戦的な十手ではないのか。」
とのご連絡でした。
他の十手では行っていませんが、これは購入即水洗いをしました
塗料を落とした後は鉄味も良く、お気に入りです。
ただ、革が後付けで付いているのが気に食わん
鈎の厚みが薄いのもなんかなぁ⤵~と思いますがいずれにしてもお気に入り
先から見ると機械加工で無い八角で
棒芯も手作り感が見てとれる微妙なうねりがあります。
鈎ですが若干の勾配があり、攻撃を受けた際に刃が滑り、根元で受けられるようになっています。
これを含め、当時持っていた五挺を佐野先生に宗家の
ご自宅に連れて行っていただきまして見ていただきましたが一言
「良いですね」
のありがたい一言をいただきました
先生が
「これは宗家の旧蔵品ではないですか」
と聞きましたが宗家はそれには答えませんでした。
この十手の購入先を考えますともしかしたら宗家の旧蔵品だったのかもしれません