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 当ブログ10月30日の記事「富山の刀匠(稗田康雄さん)」の記事
https://aruotokoda.seesaa.net/article/200910article_24.html
の続編です。

 ついに注文の品、十手と分銅鎖が完成!

 今日早速朝一番から刀匠のご迷惑も顧みず引き取りに向かいました。値段は高かったが…

 刀匠の魂の籠もった作品に思わず感動
 まずは十手から

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 いかん…注文サイズより全長が短い…
 だが棒芯の先端の検屍用?の銅と真鍮、棒芯の先太がしっかりと再現

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 十手の鈎のかしめ方、鍔もしっかりと再現

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 紐付け環もしっかりと再現色が分かりにくいが銅色になっているので材質は銅なのですか…?と聞いたらステンレスを焼き入れしたらこんな色になったって?言っていたかな?

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 これも残念なのが棒芯の真鍮部分を入れずに作成した為の全長の短さ、紐付け環のこの2ヶ所のおかげで現代作に見えてしまう事…。

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 でもそれを差し引いても刀匠の随所に見られる拘りが凄く感じられる傑作であります!十手の棒芯色が黒いがこれ車のボディの下部に塗る錆止めのシャシーブラックだっけ?を塗ってあるそうな!だから使用していたら段々剥げてくるがそんな事はこの商品の価値には全く関係ない!

 続いて分銅鎖

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 分銅鎖には約束通りの刀匠の銘「康光作」がしっかりと刻み込まれている(十手は柄に刻まれている為に残念ながら見えません)

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 これも非常にいい
 後はサンドへーパーで少し磨いて滑らかにしないといけないが…これは自己責任でやりますよ!

 まあ十手は飾り用だが、分銅鎖は「鎖物隠し武器の白眉」として再びこれを機に練習を再開して○○先生の元に再度指導を仰ぎに行こうと思っております今日この頃であります。

 今回追加注文として分銅鎖のレプリカ2本作製依頼追加してきました。
 最後に「BBTスーパータイム」10月15日放送での刀匠の言葉から…

 斬るところは持つ人の魂が…持つところは作者の魂が入る…ってよく師匠から言われました。

 十手も分銅鎖も刀と違うが…自分も魂を込めて稽古に励みたいです。

 いい悪いじゃなくて…何か波動を感じる様な…そういう物を作りたい…。

 充分刀匠の波動を感じました。

 前回も書いた通り自分は以前ある刀匠の対応のされかたで非常に気分が悪くなった思い出がありますが…刀匠稗田康雄さんの対応には非常に好感が持て頭が下がります…。