大尉マジデスマン
(第一章 5話 初戦)
輸送機から飛び立って10分が経った頃。
俺たちは襲撃する基地の近くを飛んでいた。
そろそろかな…。
と思っていた頃、フィアからの連絡が来る。
『ジョニーさ…じゃなかった。皆さん。敵基地から、戦闘機と思われる反応を3つ確認しました。恐らく最近配備されてるタイプと思われます。』
フィア…慣れてないからっていきなり間違えるな…。
少し呆れつつも、降下の用意を進める。
中尉達にも言おうかと思い、チャンネルを切り替える(タヴィア中尉の絶叫が予想外にうるさいので、一時的に切っていたのだ。)が、二人とも高度を下げて、色々とブースター用のパーツを解除していっていた。
にしても、大尉一人で3機は少々きついかもしれないな。
エド博士の開発途中の弾丸に期待するか…。
気になった俺は、大尉に連絡を取ってみる。
「大尉…一人3で機とか大丈夫かよ?」
エリアルドからの返答が来ない…。
…やっぱアイツも不安か?
「エリアルド?」
『ああ…。少し考え事してた。悪い。なんか用か?』
ブチッ。
一瞬何かが切れた音が脳内をよぎる。
高度を上げて一発殴ろうかと思ったんだが、もうすでに敵影が見えている上に、ノヴァ中尉の『自重してください』の一言で俺は仕方なく降下作業を続ける。
「てめぇは一回撃墜されて来い!!」
上でエリアルドが空戦をしてる中、俺達は低空で基地まで飛び立つ。
途中でノヴァ中尉とタヴィア中尉の機体がブースターを解除し、ライフルを構え射撃姿勢をとる。
と同時に、内部にフィアが乗っているレドームが展開される。
俺の機体は、近接用なので、一気に近接するしか手段がない。
強襲後、解除を完了するまでの数分間、支援がないと俺はほとんど無防備になる。
これは一種の賭けだ。
行動開始まで後30秒。
エリアルドがあっさり帰ってくる。
この野郎…傷がほとんど無いぞ。
模擬戦で手を抜いたのか?
エリアルドが上空に位置したとき、ノヴァ中尉が、戦車の一つに向かって大型ライフルを放つ。
ピンポイントで中心に直撃した戦車は、一発で爆破炎上した。
相変わらず凄い技術だな…。
俺はフィアの指示したがい、一気に進入する。
『ジョニーさん、基地内部の敵を把握しました。今戦闘に出ている戦車5両、戦闘機6機。後幾つかの防空施設です。可能な限り鎮圧した後、司令部を制圧してください。』
フィアの通信と共に、データが映し出される。
「了解…もっとも、どこまでやれるかわからんがな…」
俺は加速すると、太刀を抜き戦車を上下に両断する。
そしてそのまま一直線にもう一両の戦車まで飛ぶと、そのまま叩き斬る。
警告音がして、ふりむいた先には戦車が砲を構えていた。
放たれた砲弾を間一髪避ける…が、少し腕に掠ったか。
そのままブースターに加速をかけようとした時、上から再び警告音がする。
『ジョニー!!撃ち損ねたやつがそっち行った!!たぶん特攻しやがる!!気をつけろ!!』
上を見ると、炎上した戦闘機が、こっちに落ちてくる。
旋回して回避しようと試みるが、あっちのほうが少し早く、避けきれない。
仕方ないか…
俺はブースターの解除ボタンを押すと、スロットルを最大にする。
まるでカタパルトのように飛び出した俺の機体は、間一髪特攻を回避した。
ズゥゥゥゥン!!
爆風により、機体が簡単に吹き飛ぶ。
シートベルトが無ければ、洗濯機のように掻き回されただろうが、上手く着地したおかげで、目が回っただけで済んだ。
「っつぅ…。」
『大丈夫ですか、少佐?』
ノヴァ中尉が話しかけてくれるが、上手く話せない。
あ~ぐわんぐわんする…
機体を動かそうと試みるが、手がふらつく。
脳震盪でもしたかな…。
『少し休んでても結構です。既に殆どは落しました。』
「そうかい…。」
今回は用なしか俺は…。
だが、あんな化け物装甲相手に、ここまであっさりと奇襲が完了したのは意外だったな。
まぁ、規模も少し小さかったし、弾丸の性能が良かったのだろう。
俺は少し回復してきた腕で期待を操縦し、機体横から拳銃を引き抜くと、一発も発砲していない拳銃から、弾倉を引き出す。
そこには、一発も使ってない13発の弾丸が、しっかり並んでいた。
俺は弾倉をしまうと、ゆっくりと目を閉じる。
だが、目を閉じれたのは僅か数秒だった。
何故なら、地下から戦車が3両飛び出してきたのだ。
「!?」
俺はまだ定まってない照準で、ある一両に向かって拳銃を構えると、威嚇程度に発砲した。
だが、その攻撃は威嚇にはなってなかった。
なるほど…エリアルドがあっさり帰ってきた理由が分かる。
何故なら、その一撃は、戦車の硬い装甲を一撃で打ち抜き、爆破炎上したからだ。
…なんていう威力の弾丸が入ってるんだこの銃は。
俺はもう一発叩き込もうと思ったが、タヴィア中尉のアサルトライフルが、戦車二両に向かって叩き込まれる。
『大丈夫ですかぁ?隊長?』
余計なお世話だ。中尉。
10分後。
タヴィア中尉が司令部を鎮圧。
敵のほとんども爆破炎上した。
その頃には、帰りの輸送機も来ていた。
俺たちは、初戦を圧勝で終わらせたのだ。
「お疲れ様で~す」
任務を終え、シャワーも終えた俺は、更衣室で缶コーヒーを飲んでいた。
それにしても俺は空気だったな…。
「お疲れ様です、隊長!!」
タヴィア中尉が、タオルを首に巻いてジャワー室から帰ってきた。
「ああ、お疲れ…」
作戦中じゃなかったら気さくなんだがな…。
丁度エリアルドも、整備の人たちと話を終えたらしい。
俺は、二人に向かって缶コーヒーを投げる。
「まぁ飲め。今日は隊長のおごりだ。」
「隊長のおごりね…」
エリアルドは、少し笑いながらプルトップを空ける。
…が、タヴィア中尉への視線が怖い。何故だ。
「おっ、さっすが隊長~……ゴフッ!!」
タヴィア中尉も一気に飲み干すが…
一気に噴出す。
人の好意を無にしやがって。ブラックは嫌いなのか。
後で一発殴ってやろうかな…。
ああ…そういえば…
「タヴィア中尉。確かハッキングとかできただろ?」
「ええ…まぁできますけど。」
「おいジョニー。何を頼む気だよ?」
エリアルドが複雑な表情をしている。
「いや…依頼内容はこのCDの中に入ってるから…たぶんエリアルドや他のやつにも関連してる話だ。とりあえずできるならやってくれ。」
「はいはい…。えっちぃ内容じゃなかったらやりますよ~」
タヴィア中尉は苦笑しながら出口へ歩いていく。
タヴィア中尉が部屋の扉を開けようとした頃、エリアルドから殺気を含んだ声が聞こえた。
「なぁジョニー。」
「な、なんだよ…。」
今朝のようなさっきを思い出した俺は、何故だか声が震える。
「作戦のときにさ…あいつ、一回俺を落しそうになったのさ…」
タヴィア中尉、そんな事をやっていたのか。
「あ、ああ…」
「オマケにさぁ…俺とフィアちゃんを殴っただろ…?その分のお返しがまだだったし…殴ってきてもいいか?」
そういう話か…。
まぁいいだろ。
俺もタヴィア中尉の絶叫のせいで無線が一部使えなかったからな。
一発ぐらいならいいだろう。
「別に構わないが…手加減」
俺がセリフを言い終える前に、エリアルドは廊下へと飛び出していった。
「タヴィアァァァァァ!!!」
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
…30秒後。
短い静寂とフィアの悲鳴が聞こえた。
…一体何をやったんだ。エリアルド。
更衣室からチラッと覗いた先には、タヴィア中尉と思われる倒れた人と、真っ赤な目でこっちを見ているエリアルド。
そして、慌てふためいてるフィアと、フィアの両目を押さえているノヴァ中尉だった。
おい…これ報告書書かないといけないよな…?
俺はため息を一つつくと、更衣室へとそそくさと退いていったのであった。
続く。
はい。
エリアルドの暴走part2
そしてやっと戦闘です。
ええ。
俺の文章力だとこうなります。
未熟のキワミです。
(ア゙ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!)
ってことで、続け。
(第一章 5話 初戦)
輸送機から飛び立って10分が経った頃。
俺たちは襲撃する基地の近くを飛んでいた。
そろそろかな…。
と思っていた頃、フィアからの連絡が来る。
『ジョニーさ…じゃなかった。皆さん。敵基地から、戦闘機と思われる反応を3つ確認しました。恐らく最近配備されてるタイプと思われます。』
フィア…慣れてないからっていきなり間違えるな…。
少し呆れつつも、降下の用意を進める。
中尉達にも言おうかと思い、チャンネルを切り替える(タヴィア中尉の絶叫が予想外にうるさいので、一時的に切っていたのだ。)が、二人とも高度を下げて、色々とブースター用のパーツを解除していっていた。
にしても、大尉一人で3機は少々きついかもしれないな。
エド博士の開発途中の弾丸に期待するか…。
気になった俺は、大尉に連絡を取ってみる。
「大尉…一人3で機とか大丈夫かよ?」
エリアルドからの返答が来ない…。
…やっぱアイツも不安か?
「エリアルド?」
『ああ…。少し考え事してた。悪い。なんか用か?』
ブチッ。
一瞬何かが切れた音が脳内をよぎる。
高度を上げて一発殴ろうかと思ったんだが、もうすでに敵影が見えている上に、ノヴァ中尉の『自重してください』の一言で俺は仕方なく降下作業を続ける。
「てめぇは一回撃墜されて来い!!」
上でエリアルドが空戦をしてる中、俺達は低空で基地まで飛び立つ。
途中でノヴァ中尉とタヴィア中尉の機体がブースターを解除し、ライフルを構え射撃姿勢をとる。
と同時に、内部にフィアが乗っているレドームが展開される。
俺の機体は、近接用なので、一気に近接するしか手段がない。
強襲後、解除を完了するまでの数分間、支援がないと俺はほとんど無防備になる。
これは一種の賭けだ。
行動開始まで後30秒。
エリアルドがあっさり帰ってくる。
この野郎…傷がほとんど無いぞ。
模擬戦で手を抜いたのか?
エリアルドが上空に位置したとき、ノヴァ中尉が、戦車の一つに向かって大型ライフルを放つ。
ピンポイントで中心に直撃した戦車は、一発で爆破炎上した。
相変わらず凄い技術だな…。
俺はフィアの指示したがい、一気に進入する。
『ジョニーさん、基地内部の敵を把握しました。今戦闘に出ている戦車5両、戦闘機6機。後幾つかの防空施設です。可能な限り鎮圧した後、司令部を制圧してください。』
フィアの通信と共に、データが映し出される。
「了解…もっとも、どこまでやれるかわからんがな…」
俺は加速すると、太刀を抜き戦車を上下に両断する。
そしてそのまま一直線にもう一両の戦車まで飛ぶと、そのまま叩き斬る。
警告音がして、ふりむいた先には戦車が砲を構えていた。
放たれた砲弾を間一髪避ける…が、少し腕に掠ったか。
そのままブースターに加速をかけようとした時、上から再び警告音がする。
『ジョニー!!撃ち損ねたやつがそっち行った!!たぶん特攻しやがる!!気をつけろ!!』
上を見ると、炎上した戦闘機が、こっちに落ちてくる。
旋回して回避しようと試みるが、あっちのほうが少し早く、避けきれない。
仕方ないか…
俺はブースターの解除ボタンを押すと、スロットルを最大にする。
まるでカタパルトのように飛び出した俺の機体は、間一髪特攻を回避した。
ズゥゥゥゥン!!
爆風により、機体が簡単に吹き飛ぶ。
シートベルトが無ければ、洗濯機のように掻き回されただろうが、上手く着地したおかげで、目が回っただけで済んだ。
「っつぅ…。」
『大丈夫ですか、少佐?』
ノヴァ中尉が話しかけてくれるが、上手く話せない。
あ~ぐわんぐわんする…
機体を動かそうと試みるが、手がふらつく。
脳震盪でもしたかな…。
『少し休んでても結構です。既に殆どは落しました。』
「そうかい…。」
今回は用なしか俺は…。
だが、あんな化け物装甲相手に、ここまであっさりと奇襲が完了したのは意外だったな。
まぁ、規模も少し小さかったし、弾丸の性能が良かったのだろう。
俺は少し回復してきた腕で期待を操縦し、機体横から拳銃を引き抜くと、一発も発砲していない拳銃から、弾倉を引き出す。
そこには、一発も使ってない13発の弾丸が、しっかり並んでいた。
俺は弾倉をしまうと、ゆっくりと目を閉じる。
だが、目を閉じれたのは僅か数秒だった。
何故なら、地下から戦車が3両飛び出してきたのだ。
「!?」
俺はまだ定まってない照準で、ある一両に向かって拳銃を構えると、威嚇程度に発砲した。
だが、その攻撃は威嚇にはなってなかった。
なるほど…エリアルドがあっさり帰ってきた理由が分かる。
何故なら、その一撃は、戦車の硬い装甲を一撃で打ち抜き、爆破炎上したからだ。
…なんていう威力の弾丸が入ってるんだこの銃は。
俺はもう一発叩き込もうと思ったが、タヴィア中尉のアサルトライフルが、戦車二両に向かって叩き込まれる。
『大丈夫ですかぁ?隊長?』
余計なお世話だ。中尉。
10分後。
タヴィア中尉が司令部を鎮圧。
敵のほとんども爆破炎上した。
その頃には、帰りの輸送機も来ていた。
俺たちは、初戦を圧勝で終わらせたのだ。
「お疲れ様で~す」
任務を終え、シャワーも終えた俺は、更衣室で缶コーヒーを飲んでいた。
それにしても俺は空気だったな…。
「お疲れ様です、隊長!!」
タヴィア中尉が、タオルを首に巻いてジャワー室から帰ってきた。
「ああ、お疲れ…」
作戦中じゃなかったら気さくなんだがな…。
丁度エリアルドも、整備の人たちと話を終えたらしい。
俺は、二人に向かって缶コーヒーを投げる。
「まぁ飲め。今日は隊長のおごりだ。」
「隊長のおごりね…」
エリアルドは、少し笑いながらプルトップを空ける。
…が、タヴィア中尉への視線が怖い。何故だ。
「おっ、さっすが隊長~……ゴフッ!!」
タヴィア中尉も一気に飲み干すが…
一気に噴出す。
人の好意を無にしやがって。ブラックは嫌いなのか。
後で一発殴ってやろうかな…。
ああ…そういえば…
「タヴィア中尉。確かハッキングとかできただろ?」
「ええ…まぁできますけど。」
「おいジョニー。何を頼む気だよ?」
エリアルドが複雑な表情をしている。
「いや…依頼内容はこのCDの中に入ってるから…たぶんエリアルドや他のやつにも関連してる話だ。とりあえずできるならやってくれ。」
「はいはい…。えっちぃ内容じゃなかったらやりますよ~」
タヴィア中尉は苦笑しながら出口へ歩いていく。
タヴィア中尉が部屋の扉を開けようとした頃、エリアルドから殺気を含んだ声が聞こえた。
「なぁジョニー。」
「な、なんだよ…。」
今朝のようなさっきを思い出した俺は、何故だか声が震える。
「作戦のときにさ…あいつ、一回俺を落しそうになったのさ…」
タヴィア中尉、そんな事をやっていたのか。
「あ、ああ…」
「オマケにさぁ…俺とフィアちゃんを殴っただろ…?その分のお返しがまだだったし…殴ってきてもいいか?」
そういう話か…。
まぁいいだろ。
俺もタヴィア中尉の絶叫のせいで無線が一部使えなかったからな。
一発ぐらいならいいだろう。
「別に構わないが…手加減」
俺がセリフを言い終える前に、エリアルドは廊下へと飛び出していった。
「タヴィアァァァァァ!!!」
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
…30秒後。
短い静寂とフィアの悲鳴が聞こえた。
…一体何をやったんだ。エリアルド。
更衣室からチラッと覗いた先には、タヴィア中尉と思われる倒れた人と、真っ赤な目でこっちを見ているエリアルド。
そして、慌てふためいてるフィアと、フィアの両目を押さえているノヴァ中尉だった。
おい…これ報告書書かないといけないよな…?
俺はため息を一つつくと、更衣室へとそそくさと退いていったのであった。
続く。
はい。
エリアルドの暴走part2
そしてやっと戦闘です。
ええ。
俺の文章力だとこうなります。
未熟のキワミです。
(ア゙ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!)
ってことで、続け。