今日、あるメディアに出演した元阪神・江夏さんの話し。
昔からアウトローキャラだった江夏さん。
現役時代に守り通したのが試合中のマウンド上でのこと。
多くの投手はロージンバック(手の滑り止め用の白い粉)を使用しますが、江夏さんはロージンを使った後、絶対に地面に放り投げなかったそうです。
必ず屈んでピッチャーズプレートの端へ丁寧に置く・・・。
道具を大切にしろ
投手がロージン無しで投げれるのか
ロージンも立派な道具だ
そう厳しく教えられそれ以来、それが習慣になったそうです。
しかし江夏さんのその行動は、“単なるクセになった行為”ではありません。
その教えを継続し自らの習慣としたということ、それは厳しいその教え、その事をやり続けた彼の精神、“人格”を形成していったに他なりません。
では、それを一体誰に厳しく教え込まれたのでしょうか?
阪神在籍当時の監督か
広島のヘッドコーチか
日ハムのピッチングコーチか
それとも南海時代に野村さんからか・・・
江夏さん曰く
少年時代・・・その当時の監督さんだそうです。
わが道を行く・・・
一匹狼で誰の助言も受け入れない・・・
現役時代はそういう江夏さんでしたが、少年時代の教育というものは成る程これだけの影響力を持ったものなんですね。
日本人の一流選手の殆どはこのように非常に道具を大切にしますが、メジャーのイチロー選手や城島選手は「アメリカ人にこの考えはない」と言っていました。
元巨人の桑田選手もメジャーを目指してパイレーツに在籍していたとき、練習後に自分のグラブを丹念に手入れする桑田選手を見て、廻りのメジャーリーガーたちは「用具係がいるのに何故そんなことをするんだ?」と首を傾げていたらしいです。
ところが、しばらくすると多くの選手が「グラブの手入れ法を教えてくれ」と彼にレクチャーを求めてきたそうです。
道具を大切にし自ら手入れをする・・・
ストイックそのものな行動をする日本人選手に、彼らメジャーリーガーも桑田選手に見る、その未知なるストイック主義の重要さに気付いたのでしょうか・・・