子供は野球が好きで毎週グランドにやってきます。
上手くなりたいから頑張って練習に取り組みます。
学童の場合、プロとは違って“覚えること”“知るべきこと”が山積みです。
毎回の練習で子供たちにテーマを持たせ、しっかりとそのテーマに沿った練習をさせなければ意味がありません。
練習の最後、子供たちに質問すればよくわかります。
今日の練習で新たに何を覚えたのか? 何ができるようになったのか?
子供から答えが出てこなければその日の練習はほぼ無駄だったのではないでしょうか。
投げ方が悪ければその都度その場でそれを指摘して修整する。
打ち方が悪ければその都度その場でそれを指摘して修整する。
走塁が悪ければそその都度その場でれを指摘して修整する。
キャッチングが悪ければその都度その場でそれを指摘して修整する。
徹底的に指摘して徹底的に修整する。
小さい頃からの悪い癖は中々直りません。子供たちのその後の野球人生を考える上でも口を酸っぱく繰り返し注意すべきだと思います。
結果だけを見て「ナイススロー!」「ナイスバッティング!」って言ってしまうこともありますが、基本ができてない以上それはたまたまです(笑)。
自分の子が食事のとき、片ひざ立ててゲームしながら手づかみで食べていたとしたらどうでしょう?今日ははゲームだけを注意しよう、あるいは今日は箸を使うことを教えよう・・・などとは思いません。その場で全部注意するはずです。その都度、細部にいたるまで繰り返し指導しなければなりません。でないと上達の妨げにもなります。
朝グランドに来て柔軟やってダラダラ何も考えずキャッチボールしてベーランやってシートノックやってレギュラーノックやって「ちゃんと捕れ~」「ちゃんと投げろ~」。で、時間がきてハイご苦労さん、では子供がかわいそうです。
細かいところまで、今日のキャッチボールは何に気をつけるのかベーランではどのケースの走塁法を覚えるのか、ノックは何をテーマに取り組むのか・・・それらが非常に重要です。
我々指導者は常にそれに気をつけていなければなりません。
子供は指導者を選べませんから。
「常に細かいことの積み重ね。これしか上達する方法はないですね」
イチロー