白玉楼の目玉は桜だが、この季節は生憎咲かない。
春が待ち遠しい―といいたい所だが皮肉なことに
椛が桜に劣らないほど美しく舞っていた。
「幽々子様、食事中失礼いたします」
「あら?妖夢どうしたの?あと、食事はいつでもしてるからそんなこと言わなくていいのよ」
「はい、次からはそうさせてもらいます。
判らないことは自分で調べろと言われたのですが、お聞きしたいことがあるんです。」
「何を聞きたいの?」
「鴉天狗の新聞の中に混ざってた紙なんですが・・・・」
「なになに?核融合ショー?」
「その核融合の意味を知りたくて・・・」
「妖夢は百聞は一見にしかずという言葉を知ってるわよね?」
「はい。まさか見に行って来いと仰るのですか?」
「ご名答。頭も使えるようになったのね。」
「・・・私はできれば幽霊の管理をしたいのですが」
「じゃあ命令するわ。白玉楼を代表して見に行きなさい。」
「・・・判りました」
