ふと思い立ち、名作「フランダースの犬」を一気見した。
切欠は、某深夜番組で、「フランダースが人気あるのは日本だけ、地元の人は何も知らない」というのをテレビで聞いたから。それは何となく知ってたんだけど、そういえばこれどんな話だっけね~、と思い直し、見てみました。
ら、全然きれいさっぱり忘れていた。最初の頃はお金がなくても仕事がなくても友達に恵まれて幸せだったんだなあ、とか、色んな脇役の人達とか。
ていうか、ネロのおじいさんと隣のおばあさんが結婚すれば、めでたしめでたしなのに、とか。(笑)
恐らくは、社会のいわゆる底辺で暮らしている人たちのことを浮き彫りにしているんだと思う。
そして真正直に生きていてもいいことないよと言いたいのか、名作劇場。。。(笑)
そして思ったのは、アロアちゃんの泣き演技が素晴らしい!ということです。途中、アロアパパに気に入られてないネロと引き離すかのようにロンドンへやられようとしているアロアが、地図で指を指して、「私の指くらいしか離れてない」と言うセリフがあるんだけど、これがもう泣けて泣けて…あああ。ここで泣かされるとは、フライングでしたわ…。
そして最終回で申し合わせたようにネロのいいところに気付く大人たちもどうなんだ…。

大人になってから見ると、なんかいろんな見方が出来ますね。子供の頃はきっと、ストーリーを追うだけでいっぱいいっぱいだったと思うけど。
気になったので、原作も読んでみようと購入しました。原作は短いんですね。ついでに、ネロは原作だと15歳…。アニメだと、もっとそれ以下に見える…。けど。

有名なこの曲をどうぞ。
っていうか、このきらきら絵、現代バージョンすぎて好きじゃないです(笑)今、わりとこういう傾向らしいですね…旧バージョンの絵柄に慣れている私世代としては、どうなん;;と思います(笑)(笑)