というわけで、今週も映画。何気に映画。舞台熱がないせいかなあ(笑)
あの大傑作「メリー・ポピンズ」に、中学生くらいの頃ドはまりして、それこそ毎日のように見ていた時期がありました。
そしてそれをきっかけに原作、ということで読んでみた小説は、映画とあまりにも印象が違いすぎて、シリーズものの最初の一冊しか読まなかったような気がします。
映画版の方は原作者がジュリーの映画をあまり気に入っていなかった、というのを大人になってからどこかで見付け、なんでだろうとずっと疑問だったのですが、これが長年の謎を解決してくれた感じ。そもそも映画化自体が反対だったのだなあ、と。

短くはなかったですが、最後は泣いた…。
メリー・ポピンズは、原作者が父に捧げた小説だったんですね。
子供の頃、小説の方を読んで、「風が変わったら」と最後にメリーが言うセリフで、純粋に「風が変わったら」だなあ、と思っていたのですが、大人になって、多分色々な意味の「風」なんだろうなと。

何気に知られていない気がする原作者の半生が分かると同時に、映画を作る、それも原作者と一緒に作るって大変なんだなあ、としみじみ思いました。
エマ・トンプソンと、トム・ハンクスが凄いわ。ほんとにまんまみたい。
ラストに、実際の記録テープが流れて、会話が映画のそのままだったのには凄いの一言。これがあったから、きっとこの映画が作れたんですね。

映画自体もまた見たくなったけど、殆ど読んでないに久しい原作を読み返したくなり、帰ってきて買いましたよ(笑)原作者の半生を知ってから読むと、また違う目線で読めるだろうなあ。
因みに、子供たちがとても可愛かった。
あと、作成途中の歌がいっぱい聞けて、それが楽しかった。
見ていて、「それでだめなら、「スーパーカリ~で絶対キレるよな」とか思ってました(笑)

メリーポピンズの中では、勿論、「チムチムチェリー」が最高傑作との呼び声高いけど、私はこの歌が一番好きだったのを、映画を見て思い出しました。懐かしい。
そして今日は映画も途中で止まらなかった…何より。(笑)