反面教師。 | 侍的心意気

反面教師。

先日、「前橋ストリートフェスティバル2005」っていうイベントに参加して来た。

ダンスのジャンルは問わないと言う事だったのだが…

審査員の紹介の時に『ダメだコリャ!』と思った。
審査員が5人ともHIP HOPな黒人好き…
(しかも素人)

『あれ!?…めちゃめちゃHIP HOPにジャンル絞ってませんか?』

周知の通り【襲雷舞踊団】は『和』のイメージで踊る。
コンセプトが『侍』ってな位。
HIP HOPのステップも織り交ぜつつ踊る。

群馬辺りの【HIP HOP好き】な人は
ファッションも含めて黒人の真似をしないとHIP HOPではないらしい(笑)
「もう生まれ変わったら黒人になっちゃえよ‥」
HIP HOPに限らず、広告とかも群馬(の会社)って他人の真似事が正しいって人多い。(個性無し?)(笑)
「もう生まれ変わったら都民になっちゃえよ‥」



我が団が舞台に上がると‥
『違うだろう!?』
『勘違いかよ!?』
なんて罵声が、HIP HOP黒人好きな観客から上がった。
(俺ですら10年前のHIP HOPな黒人好きな頃。「和」は嫌いだったもんな‥)

でも、イベント名が「前橋ストリートフェスティバル」だろ?
こんな環境だったら「前橋HIP HOPフェスティバル」にしたらどうだろう‥?

踊り始めたら
今までにない位の歓声があがった。拍手の大きさと多さも比べ物にならなかったと思う。


結果は?‥

え~…っと。   HIP HOP黒人好き5人が審査員ですから?

当然と言えば当然。入賞成らず(大爆笑)

それでも俺達は
踊り始めから終わってから暫く止まない盛り上りこそが【リアルな結果】だと満足している。
会場に居た半分位の観客は普通の人達。
その人達とも心の繋がった踊りをしたのはウチ等だけだった。

踊りとは?
【心】が有るか無いかで、全く違うモノになる。
技術とファッションだけでマスターベーションダンスを踊るのなら
一般の人を巻き込まずに、HIP HOPな黒人好きだけ集めて
クラブで開催したら良かったンとちゃうかなぁ?…実行委員さん?

それでも
【心】の有るHIP HOP系ダンサーが居なかったイベントに参加した意味は
来ていた【襲雷メンバーみんな】が【心】で踊る事の重要性を理解してくれた事かな。

そして、
そんなイベントを【反面教師】とし、
10/1「たかさき雷舞フェスティバル」では
俺達実行委員会としては審査員の選定にも昨年同様に
【舞踊・楽曲・衣装・構成等】分野の自信持てる方々に依頼する事をココに誓います。
※HIP HOPの大会ではありません。(笑)