ネットの世界で炎上という言葉を聞いたのは、いつ頃からだろう。
最初にはなかった言葉、SNSの浸透により、コメントもだんだん過激でひどい表現が見られるようになった。
言葉はその人をあらわす。
匿名でしか書けない言葉。
これに近い表現を日常で行っている人であれば、一般社会からは相手にされることもない。
ただ、マスコミの対応は違っていた。
炎上イコール世論。
世の中の大多数が、SNSにコメントを書いている訳ではないし、炎上させているコメントを書く人はほんの一部と思われる。
なぜならそんな表現をする人は一般社会では認められないから。
マスコミは炎上を世論として、自分たち(マスコミたち)の力で世の中を支配しようとした。
マスコミは自分たちに都合の良い炎上だけを取り上げ、それを世論として一般社会に投下する。
もしかしたら、炎上させているコメントさえ、自分たちで投稿しているかもしれない。
そしてマスコミが取り上げるのも、もっともひどい表現のコメントばかり。
そしてあまりのマスコミの横暴さに、政治が規制をかけようとすると、表現の自由という言葉を利用して、自分たちの行動をあらためようとしない。
そういえば去年は芸術の世界でも表現の自由という言葉を聞いたが。
でもあれを芸術と言ったり、表現の自由というなら、学校でのいじめ問題も表現の自由になってしまう気がする。
いつの頃から週刊誌は、うわき問題で芸能人を抹殺するようになったのだろうか。
うわきは家庭内の問題なのに、家族でもないマスコミが、まるで犯罪者扱いのように批判する。
これについても、世論は本当にその芸能人を抹殺に値すると思っているのだろうか。
ただ、テレビなどで紹介する街頭インタビューはその表現に準じている人たちしか流さないが。
読み物が面白いことが売りの週刊誌が、編集長がかわったとたん、芸能人(それ以外の出版会に関係のない有名人)の浮気記事を全面に押し出した週刊誌にかわった。
出版部数が飛躍的に伸びたそうだ。
私は昔この週刊誌が好きで毎週買っていたことがあった。
今は絶対に二度と買わないと思っている。(小保方さんの本を読んで)
出版部数が飛躍的に伸びたのは、読み物が好きな読者以外の下ネタ好きの読者まで取り込んだからだと思う。
でも、過激なタイトルの下ネタ記事の週刊誌にかわったことで、以前の読み物好きの読者がそのままついてくるだろうか?
SNSの表現も、テレビや週刊誌の表現も、この先改められるとは思えない。
表現の自由とか、世論とか、これらの言葉でマスコミを正当化しているかぎり。







