ここで、ICUで過ごした感想を書きたいと思います。
当然ですが、人生初体験です。
もちろん、お客様のご家族で、ICUに入院したというお話は何度か聞いておりました。
『あ、そうなんですね〜、大変ですね』(人ごと)
とお答えしていた私(猛反省)。
間質性肺炎を患っている方によく言われるのですが、実際体験してみないと本当のことはわからないと思います。
今なら、本当に共感を持って対応きます!(病気にかかってよかった、数少ないことです)
で、 ICUです。
*イメージです。
まず、最初に感じたのが、病棟が超綺麗です!まさにチリ一つありません。
元々、綺麗な病院だったのですが、ホテルの部屋のような感じです(医療機器がいっぱいでしたが)。
あと、本当に24時間看護です。
もちろん、看護師さんは一人ではなく、シフトで複数の方が担当してくれます(男性、女性ともに)。
コロナ全勢の時代だったので、医療用マスクで完全ガードされています。
退院の際、マスクを外して、お顔を見たかったのですが…かないませんでした。
20本ほどの管を繋がれた私、就寝時(午前2時くらい)、寝返りを打った際、ベッドの横に置いていたハンドタオルが床に落ちました。
担当の看護師さんが、すぐに飛んできて、
『泉谷さん!!!何かありましたか?』
もしかしたら、監視カメラで見てはったのかも?
ICUの看護師さん、本当に大変だと思います(感謝)。
食事から、下の世話まで(前回書きました)、全部やっていただきました。
看護師さんがいなかったら、とっくに死んでいたことでしょう。
今考えると、大きなICUで、ベッドが5つくらいありました。
私の隣のベッドにいらっしゃった、ご高齢の男性(ICU入院患者の中で私が一番若かったです)。
かなりひどい状態のようです。
夜中、苦しげな唸り声と咳…
気の毒ですが、怖くて熟睡できません(涙)
ある日、起きたら、おじいちゃんがいません!!!
看護師さんが、ベッドを清掃し消毒しています。
『えっ???おじいちゃん、どこに行ったの?』
恐怖を覚えながら、看護師さんに尋ねると…
『あ、昨夜、お亡くなりになりましたよ(アッサリ)』
怖くて、体全身が震えているのがわかりました。おっ、おじいちゃ〜〜〜ん!!!
その看護師さんと、少しお話ししたのですが、ICUは元来、生死ギリギリの患者さんが入院するところ。
『死』は本当に日常だそうです。
『私、生きて明日を迎えれるのかなあ〜(涙)』
自分が置かれている状況を、直視せざるを得ない体験でした。
また、ICUについての(コラム)も書きますね。
一緒に頑張りましょう!!!
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