森のようちえん 〜勇気づけの子育てをベースに〜 太田修平の日記 -2ページ目

森のようちえん 〜勇気づけの子育てをベースに〜 太田修平の日記

 森のようちえん 「勇気づけの子育て(アドラー心理学)」をベースに絵本✖自然体験✖自主性を育む園を目指しています。
 絵本で想像力や感性を磨き、自然体験で身体能力や知的好奇心を高め、自主性を伸ばし自分のアタマで考え、生きる力を育みます。

 

塾の先生をアルバイトでしていた時期があるのですが、

そこで、気づいたことがあります。

 

それは…

 

受験勉強や定期テスト勉強をしてて、一区切りがついた時、

子どもが必ずいうんです。






「次、何をしたらいいですか?」


自分で何をしたら勉強が身につくのかわからないのはいいのですが、

自分では考えようとしないで、

言われたことだけを、淡々とやろうとする姿勢なのが気になるのです。

(もちろん、自分が中学生の時は自分もそうだったなーと思ってしまいますが笑)

 

 

もう一つの特徴が。

うまくいかない方法を延々と続ける

ということです。

 

効果がないことをやめない。

工夫しない。

情報を集めようとしない。

(いや、自分も昔はやっぱり同じかもしれませんが…( ̄▽ ̄))


 

成績が良くなっていかなかった方法なのに、

同じ方法、問題集を何度も何度もやるのです。

 





そこで、塾の時間では、

学校の定期テストと学校の教科書やワークを

持ってきてもらいます。

テストに教科書やワークのどの部分が出ているのか見ます。

すると、どこを勉強して、どの辺りを覚えたら点数が取れるかわかります。

今までの勉強法で、どこが無駄だったかも分かります。

どんな問題の出し方をするかも分かります。

似た問題を探して練習すればいいです。

もし、どうしたらいいかわからなかったら、

情報が足りないということなので、信頼できる大人と一緒に考えてもらったり、

本を読んでみるといいです。



 

考えてたり情報を集めてテスト対策をすれば、

確実に点数は上がります。



 

自分が担当した子で、しっかりと取り組んだ子の中には、

点数が20点以上あがった子もいました。

 

 

考えて、取り組む力があることが、本当に大事だなあと思います。

 

 

大人になっても、考えて取り組むといい機会はいっぱいあると思います。

資格試験

仕事

人間関係の悩み

心の課題

子育て、などなどいくらでもありますよね。

 

 




自分で考える子どもの講演を

聞いたことがあります。

星山まりんさんです。

彼女はフリースクールで生活をしていて、

ほとんど勉強はしていなかったそうです。


フリースクールでは、自分で考えて生活を行なっていたそうです。

自分でしたいことは自分で決め、工夫してやる生活です。

自分で計画をたて、お金を貯め、旅行する。など。

会いたい人には、自分からコンタクトを取る。

だから、友人も多かったみたいです。

 


彼女はあるとき、大学に行きたくなり

大学受験勉強を始めます。

 


工夫する癖がついていたからだと思います。

 どうすればよく学べるか、

定着するか考えたのだと思います。  



なんとなんと、

小中高の勉強を2ヶ月半で終え、大学に受かったのです!!

 


しかも、受験勉強は辛くなかった。

楽しかったそうです。

自分で決めてやったことだから。

と言っていました。

 


この子は自分で考えて決める子=

自分のスイッチは自分で押す子だな

と思いました。


 

自分のスイッチを自分で推せる子は強い。

 


日本では、そうじゃない人が普通かもしれません。

自分も30代半ばの今になってこそ、

ちょっとだけできるようになってきたかな、

という気がします。

 

ふつうに義務教育を受けている僕らにとっては、

もしかしたら、

スーパー難しいことなのかもしれません笑

 


ちょっとずつ、

自分のスイッチは自分で押す。

練習をして見てもいいかもしれませんね。


次回は、自分で考える機会を子どもにも与えてあげるには?

具体的な方法を書きたいと思います。

 そんなに難しいことじゃないんです^ - ^



 

 

森のようちえんだからこそ、出来ることというのはなんでしょうか?

 

圧倒的な…

自然体験!!!

 

はもちろんなことですが…………

 (森のようちえんですからね笑)




森のようちえんだからこそできることの1つに、

圧倒的な…

見守る保育!!

というのがあります^ - ^

 



見守る保育…というのは

最近、保育業界では広がってきているのか

本がちょこちょこ出てきています。




そのなかでも、森のようちえんでは、

あらかじめ決まっている、

やらなければならないことが少ないので、

子どものやりたいことにたっぷり時間を割いてあげることができるのです。


 


しかし、

この見守る保育、

というのがなかなかな微妙な言葉で、

見守ってさえれば、子どもの心がよく育つかといえば、僕は少し違うかな、と思います。

 

 

 

例えば、子どもが意地悪な行動をしてしまっていて、悲しむ子が出てきたり、

危ないことなどをしていたりのに、

見守っている…というようちえんは、無いと思います。

そういう部分は、大人の関わりが特に大事になってくるのでは無いでしょうか。

見守るだけでは放任になってしまいますよね。

 






では、せっかく森のようちえんには時間があるのたから、何を見守るといいのか?



  


いくつかあると思いますが、

 



その一つに、

成長への行動や

チャレンジのタイミングを、

子ども自身が自分で決めるのを

見守る、待つ

 というのがあるのではないかな、

と思います。

 



これも、ピッコロの視察での朝の会の話。

ある年中の女の子がおそるおそる、

朝の会で発表をしようとしてました。

顔はこわばっています。 


勇気を持って発表を終えた時、

 

周りの子がすっごく喜んでいるのです。

先生たちもザワザワ。


なんだろうな?

と思ったら…………



ずーーーーーーーっと、

朝の会で発表をしないことを

選んでいた子が、

その時初めて発表できた日だったようなのです!!


その期間なんと、

1年間以上!!



その時の発表出来た子の表情、

周りの友達の嬉しそうな顔、

先生たちの喜び……

すごく温かい温かい瞬間でした。



その子の決心にも、行動力にも、

それを信じて見守っていた先生方や親御さん、

子どもたちの温かさに

とっても感動しました!!!

まるで、なにかのドラマの一部を見ているようでした。


(うーむむ、本当はもっとすごいのに、

うまく表現できてないのがもどかしい!

文章をもっとうまく綴れるようにしたい!)









大人に言われてやるとか

周りの子が応援しまくって、

その圧力でできる、というのとは違います。

(卒業式の呼びかけのように、強制で声を出させる訳でもなく……。もちろん。大人のアプローチや子どもの応援が有効なときもありますが)



周りの先生や友達が1年以上

信じて待って、

いつかできたらいいな、

きっとできるだろうと信じている空気感というのでしょうか……。そういうのがあるんです。



圧倒的に、信じて待っているのです。



自分できめて、自分でできるようになりたくて、

乗り越えたこと…。

どんなにその子自身の‘自信になったでしょう。

こんな経験をいっぱいした子は、

自分を信頼できるでしょう。

自分にはできる。自分には、力がある、と。

自分には乗り越えられるんだ、と。


 


 ピッコロでは、自分で決めて動くことを、



自分のスイッチは自分で押す



という表現を使っているようです。

自分のスイッチは自分で押す子に育って欲しい。

その方が、人生を力強く歩める気がします。




 かくいう僕自身が

自分のスイッチを自分で押さない人生を30歳くらいまではしていたのですが……笑^ - ^

ピッコロの子どもたちが正直羨ましいです






 もちろん、

学校や幼稚園はやることが多いし、

その場でできるように

ならなきゃいけないことも

決まっている場合が多いので、

なかなか難しいかと思います。



家庭では、

取り入れられる場面もあるのでしょうか?

うむむ。




そういえば、

自分で考えて動いて、

めっちゃ乗り越える力が育った子の講演?を

聞いたことがあります。

ずっーと、

フリースクールで勉強はしないでいたのに、

そういう力が育っていたので、

○か月で高校までの勉強を終え、

大学受験に合格してしまった。

しかも、目的意識を持って楽しく、ね。


この話はまた次回……。

 



 

 

 

 

 

子どもにとって本当に大切な

教育ってなんでしょうか?



 

正直、少し迷いながら書いています。

うまく伝わるかなあ

 



子どもにとって、

大切な教育って色々ありそうです。

 

 

テーブルマナーや挨拶など、しつけ

勉強ができること

大学まで出すこと

お遊戯や発表会がしっかりできること

周りの子と大体同じような発達をしていること

体操教室に通わせること

なわとび、跳び箱ができること

英語ができること

スイミングができること

お習字ができるようにすること

友達や兄弟と仲良く過ごせること

自己肯定感が高いこと

 

いっぱいありますよね。

どれもどれも愛。

もちろん正解はないと思います。

 




 

さて、僕が考える、

大人が子どもにできる、最高のことは…

何ができる、できないより、

ある「感覚」なのかな、

と思います。

 


それは……

 

自分は愛されてるなー

失敗しても大丈夫なんだ

周りの人は仲間だなあー

自分には力があって、きっとどんなことも乗り越えられる

もし、自分だけじゃダメでも、きっと周りの人と一緒なら大丈夫

 



っていう感覚をもてていること…かなあ。

と思います。


 

この「感覚」さえあれば、

どんな場所、どんな状況でも、

乗り越え、幸せに過ごしていけるのではないか……?



 

これ、大人も実感している人って多くないかな…と思ったり。



‘自分’という部分を、‘あなた’にしてみよう

 

 

あなたは、愛されてる

あなたは、失敗しても大丈夫なんだ

あなたの周りの人はみんな仲間だなあ

あなたには力があって、きっとどんなことも乗り越えられる

もし、あなただけじゃダメでも、きっと周りの人と一緒なら大丈夫

 


毎日、そんな風に思えて過ごせたら、

幸せだろうなあ、と思います。




そんな感覚が育っていることが

ビシバシ感じられたのが

森のようちえんピッコロ。



 

何度視察に行っても、ゾクゾクするのです。

 



乳幼児期のお母さん、お父さんだけでなく、

「教育」に関わっている人なら

誰にでもおすすめ!!!です。

 

 

2019年1月4日現在、

40/60名のお申込みがあるそうです!!楽しみが増していきます。

 

 

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【幼児期に育つ人生を幸せに生きる心の土台〜森のようちえんピッコロの奇跡の保育〜講演会】




日時  2019年1月27日(日)

           9:45〜11:45(受付  9:20〜)


場所   つくば文化会館アルス 2階ホール

         (茨城県つくば市吾妻2丁目8 

                                           つくば駅徒歩5分


         →アルスホールの地図






参加費   大人お一人2000円 

          (当日受付にて頂戴致します。お子様無料)


※お子様連れ可能です。簡易キッズスペースのご利用は、安全面を考え受付終了致しました。大変申し訳ございません。大人の方と一緒にお席で過ごして頂くことは可能です。


※会場に専用駐車場はございません。駅に数カ所ある有料駐車場をご利用頂くか、公共交通機関でお越し下さい。



※会場のあるつくば駅は意外と近い!?

秋葉原から1時間以内。

最短45分で着きます!!





※講演会は要予約制です。

(懇親会は定員となりました。)

フェイスブック上で参加ボタンを押しただけではお申込みの確認ができません。お手数ですが、こちらのフォームより必要事項をご記入頂き、参加お申し込みをお願い致します。↓↓↓m(._.)m

1月27日ピッコロ講演会 お申し込みフォーム


お問い合わせ:森のようちえんにゃんころ

morinoyoutien.nyancoro@gmail.com


*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・* ・*:.。..。.:*・・

※懇親会は定員となりました。

沢山のお申込みありがとうございました!!

また、終了後には中島先生を囲んでの

懇親会を予定しております。

(オークラフロンティアホテルつくばにて、

   12:30〜1時間程度。詳細はお申込み

   フォームよりご確認お願い致します。)

15名様限定でのお席のご用意となりますので

お早めに参加申込みをお願い致します✨



*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*