自ら考え、行動する力を家庭ででも出来ること。 | 森のようちえん 〜勇気づけの子育てをベースに〜 太田修平の日記

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 森のようちえん 「勇気づけの子育て(アドラー心理学)」をベースに絵本✖自然体験✖自主性を育む園を目指しています。
 絵本で想像力や感性を磨き、自然体験で身体能力や知的好奇心を高め、自主性を伸ばし自分のアタマで考え、生きる力を育みます。

前回のブログで、子どもが

考えて行動すること良さを書きました。

 


それでは、

家庭で出来ることというと?



2つポイントがあると思います。

 


それは、





①いろいろ工夫できる素材を

                   用意してあげる

ということです。

 

 

一番いいのは、やっぱり自然環境です。

 

自然には、工夫していいものがいっぱい!

枝や葉っぱ、花や土、泥や石、水…

折ったり、

切ったり

こねたり、

形や色のさまざまな植物もあります。

 

子どもは、自分の遊びに必要なものがあれば、作ります。

 

 

もしくは、他のものに見立てます。

泥んこの玉をおにぎりと言ったり、

ちょっとした草むらをおうち、と言ったり

穴があれば、そこをお風呂にする子も。

大きな木が倒れていたら、

船、飛行機にも……

見立てる力がつけば、

想像力、創造力もつきますね!!

 


そう、なければ作る!!

自分が遊びたいから工夫する!

 

この経験が、

とってもいいんです!

 

 

もちろん、家庭でもできます。


例えば、

ダンボール、折り紙、空き箱、新聞紙などなど…

ブロック、積み木などの組み合わせて形を変えられるものもいいですね。

 

 

家のおもちゃとも組み合わせて遊べます。


家にミニカーなどがあれば、

道を作ったり、ミニカーの車庫を作る子もいるかもしれません。


家族ごっこをしてたら、赤ちゃんの人形のベットを作りたくなるかもしれません。

 

 

 

小学生で、家に大きなダンボールの家を作った子もいました。

自分の部屋、秘密基地が欲しかったら、

自分で作る笑

 


その子の発想もすごいですが、それを認めてくれたお家の方もすごいなあ、とおもいます。

(家が汚れそうですしね(^^;))





子どもが自ら考え、行動するためのポイント2つ目は、





②子どもが何をしたいのか、興味を持つ、聞いてみて応援するという姿勢(口出しを減らしてみる)

です。



というのは、

こうしてみれば?

ああしてみれば?と、

口出しをしてしまうと、

とたんに、

子どもの遊びではなくなってしまいます。

(僕もすっごく言いたくなりますが笑)

考えて工夫することも、

大人が代わりにやってしまうことになります。




そんなときは、

子どもは何がしたいのかなー?

と見てみたり、直接聞いてみたりします。



「何がしたいの?」

おままごとがしたい、

お店やさんごっこがしたい。

ただ穴を掘り続けてみたい笑

仮面ライダーのベルトみたいのを作ってみたい




それで、「折り紙で〇〇作って〜」など、

子どもに頼まれたら、

一緒にやってもいいですね。




子どもの遊びの世界観にお邪魔する…

という感覚でしょうか?



いつもそうである必要はもちろんありませんが

子どもの自ら考える力を育みたいときは……


遊びの主導権が子ども

 

 であることが大切ですね!(^-^)