月曜日、かなりの雨がふっていました。
朝から患者さんを2人。
12:05の船で久賀に帰る準備も済んで、ふと気になって念のため船の運航会社に電話をしたら、
「1、2便は欠航です。3便は動く予定です。」
3便は16時45分。
何てことでしょ。
まあ、島ではよくあることです。
今日の患者さんは、2人とも新しい人で、1人は股関節の手術を
「お医者に言われてる」
そして、痛くて歩けない。
もうお一人は
「腰と首と、それに足に痺れが・・・」
《余り人を紹介するな》といってはいるのだが、見るに見かねたのでしょう。
股関節が悪いと、当然腰にも違和感、首にも、さらに骨盤もずれています。
でも、よくも簡単に《手術》って言えるよな。
たかがこの程度のことで・・・
股関節の痛みがメインでこられていましたが、私の施術は全身です。
付随する不調を解消しながら、股関節に指を差し込むと、股関節が入り込みすぎて隙間が狭くなり、潤滑が悪くなって痛みで歩けなくなったということです。
だから手術をしましょうとお医者さん。
まあ、診断はそうでしょうが、隙間を広げればいいだけでしょう。
広げてやったら、潤滑成分も流れ込んで、痛みは解消するはずで。
で、一度股関節を外して入れ直して、
「どうですか?」
立ち上がって
「ああ、痛みがなくなりました。歩けます。身体が嘘のように楽になりました。」
もう1人の患者さんは
いわゆる《未病》
どこといって《悪い》というわけではないが《不調、不快》
本当はこの状態の時に来られると楽になるのですよ。
「わあ、こういう世界があるのですね。年のせいなので仕方がないと思っていました。」
お二人とも、別々の人に
「騙されたと思って、ここに行ってごらん」
と言われたと・・・
騙されましたね。
という、今週の福江での一部分でした。