家族が私の最後のわがままを許してくれました。

五島列島、今度は久賀島(ひさかじま)。私の従兄弟とその人のお姉さんがご夫婦という縁で、古民家の管理を頼まれたようなものです。

数十年空き家だったので荒れ放題。


取り敢えず寝る部屋を確保。


大工さんが暇暇に来てくれて根太から交換してくれていますが痛みすぎで大変です。


片付けで気力が削がれて写真を撮る気力が湧きません。


大きな古民家に私一人の生活。

自分の事を自分一人でやるって大変だな。相当回りに助けられていたことに気づいたよ。


でも確実に生きている。生を身近に感じるな。この気持ちが、この感覚が欲しかったのです。


今年になって、初めて「老い」らしきものを感じて、このまま無難に、幸せに死んでいくのかと思うと、そういう「死」が急に怖くなった。


もう一度、「生に抗って」生きてみたいと今回の一人暮らしになった訳です。