バシャール対話⑰ 信じるということ 信じようとしないこと
淳
おはようございます!
バシャール
おはようございます!
淳
昨日は途中でしたが、そのまま終わってしまいました。一日に2回対話や考察ができるようしたいですね。
バシャール
あなたにはあなたのやりたいことがあり、行動があります。2度行わないということは、その必要性を感じていないということです。
常に望みを明確にしていれば、必要性があなたを導いてくれます。
必要だと思うことをやればいいのです。
潜在意識に委ねてしまえば迷いはなくなります。
淳
そうですね。無理にやったとしてもいい結果は得られないですからね。
自分のやりたいと思ったことをやればいいわけですね。
バシャール
はい。やりたいと思っていることは、その必要性を強く感じているということです。
その根底にあるのはあなたの信念体系です。
目標や望みを明確に持っていれば、それに必要な思考も物も人も引き寄せの法則によってあなたのもとにやってきます。
必要性が強ければ強いほど、意識は介入しません。
必要性が強いということは、そのエネルギーの元になっている考え方を強く信じているということです。
できると強く信じていると、それを達成するエネルギーがその強さに比例して出されます。
必要性を強く感じるということは、そのエネルギーの強さをあなたが実感しているということです。
淳
はい。実は今日の課題は共同想像ではなく、その信じる、ということです。
もっとも根本的な部分ですが、私は信じるということを深く理解していないということに気付きました。
信じることを操れていないからです。
もし私が自由自在に信じること、その信じる強さを意識して扱えているなら、
潜在意識の力を100%使えているということだと思ったのです。
信じやすい人、信じにくい人、というよりも疑いやすい人がいますが、私はどちらかというと疑いやすい人です。
信じやすい人は、騙されやすいという観念を持っていて、簡単に信用しない。
これは広告など、嘘や誇張した情報が世の中にあふれることで、そうなっているようにも思います。
信じやすい人は確かに夢を叶えるのは早いというのは、芸能人のかたを見ていてもわかるような気がするのです。
あるいは自分を徹底的に信じている人も、成功している人に多く見られます。
こういった人は騙されるような危うさを感じません。
バシャール
何を信じているか、という問題ですね。
信じるということに力を持っていることを、あなたは確信し、理解しています。
あとはより信じるために、その信じる元になっている考え方を理解する必要があります。
先ほどあなたが言ったように、人は何を信じるかで、何をどれだけ信じるかで、潜在意識のエネルギーの量が変化します。
・自分を信じる。
・神を信じる。
・親を信じる。
・友達を信じる。
観念が実行されるときには、その観念の対象と、それを信じる対象があります。
針が刺さって痛い、針は危ないものだ。この考え方、観念ができあがりました。
この場合は、針を対象に、あなたは体の反応を信じています。
あなたにとって体の反応、肉体の反応は100%信じられるものです。
これはデフォルトの信念体系、人間という生物の本来持っている信念体系によって起きています。
親に「ゲームをすれば目が悪くなる」と言われた。ゲームをすれば目が悪くなる、という考え方、観念を持った。
この場合は、対象はゲームです。そして信じる対象は親です。
親の言葉を信じることによって、その観念が潜在意識にインプットされました。
あなたが親の言葉を信じなければ、それは潜在意識にインプットされず、肉体は反応しませんでした。
この仕組みはわかりますね。
淳
はい。理解しています。私が知りたいと思っているのは、意識的に信じる方法です。
逆算して、例えば「ロトを当てる」自分は当てることができる、と信じたいのですが、その対象は潜在意識の力ですよね。
達成に向けて確実に前進している、という実感はありますが、100%信じれていれば、
それこそ肉体の反応のようにすぐに現実になると思っています。
バシャール
より早く実現するためのテクニックとして、意識的に信じる力、対象をより信じる方法を知りたいということですね。
淳
はい。その通りです。特に、誰もできていない前人未到のこと、
成功の方法ややるべきことなどが確立していないことは、達成するために信じる要素が少なく、
なかなか達成されない、時間がかかるということが多いと思っています。
自転車などは、達成している人は周りに沢山いますし、どうやったら乗れるかも教えてくれますよね。
私の子供は何をどうすれば乗れるかを丁寧に教えて、一緒に練習したら30分ほどで乗れるようになりました。
私のときは、誰も手伝ってくれなかったのでもっと1か月とかそのくらいの時間がかかったように思います。
バシャール
あなたのそのエピソードを注意深く見れば真実がわかります。
自転車に乗れた子供たちとあなたの違いはなんでしょうか。
信じる対象はどこでしょうか。
淳
子供たちの場合は、私ですよね、つまり親です。
父親である私の指導、何をどうすれば乗れるようになるのか。そのコツを教えたらすぐに乗れるようになりました。
私の時はどうでしょうか。
自分ですかね。練習したら乗れるようになるということは信じていたと思います。
ただコツのようなものや、どう体を動かせばうまく乗れるのか、ということは理解していませんでした。
バシャール
はい。その言葉の中にも真実があります。
あなたはどう乗れるかを理解していませんでした。
淳
ああ、なるほど。できている人、理解している人、すでに自分の目標に対してできている人が言うことを信じた。
これは共同想像ですね。親である私もできている自分を信じている。
そしてその方法であれば子供たちもできると信じている。
子供たちはその私を信じて、実行し、すぐにできた。
うん、なんとなくわかります。バシャールとの対話もそうですもんね。
子供と私の関係性に似ています。
私はできる、理解しているバシャールを信じています。
であるからして、バシャールの話を理解することができる。
自分を信じるということはどうなのでしょうか。
自分を信じるということはどういうことなんでしょうか。
バシャール
自分ができる、と信じる。これも共同想像です。
あなたの言う自分とは何か。
ということが重要です。あなたの言う自分とは何ですか?
淳
何でしょう。そういわれるとわからないですね。
自分を信じるといったときの、自分とは何でしょうかね。
今までの自分。自分とは信念体系の事を言っていると思います。
そんな気がします。
今までいろいろなことを達成してきた。勉強してきた。経験してきた。だからできる。
根拠ですかね。信じられる要素。
私はさっき、信じられる要素があるとかないとか言いましたもんね。ファクターか。
信じられる要素も、望みを叶えるときにやってくる。
どうすれば信じられるか、イメージングすると、その要素がやってきますよね。
例えば、一戸建てに住むイメージングをしたら、すぐに住みたいと思っていた場所の一戸建てのチラシが入っていました。
今まで、その場所は土地が高騰していて、今の収入では難しいという考え方を持っていましたが、
チラシの値段を見て、そのあとの見学会で、ローンが組める問題ないと言われて、それを信じました。
そして一戸建てに住めるかもしれない、と観念が変化しました。
信じられる要素ですよね。チラシを見て住めるかもしれないと思った、
その情報を信じています。
また見学会での営業の人の言葉を信じて買えると思いました。
イメージングの段階では買えるようになる、と思ってはいました。
そのイメージングのちから、引き寄せの法則の力を信じていましたが、確信していたわけではなかったように思います。
自分でもできるのかな、できそうだな。くらいの感覚だったように思います。
ロトを当てる実験も、そのくらいの感覚のころのほうが、上手くいっているんですよね。
ここもまだ理解していないのです。
バシャール
ビギナーズラックと呼ばれる現象ですね。
先入観のない初めての状態のほうが、潜在意識の力がスムーズに働く。
淳
それです。この問題が解決していないんですよね。
なぜ最初は上手くいって、今は上手くいかなくなってしまったのか。
それが私の不安や今まで当たっていたのに、当たらなくなったらという不安からきているというのは解明したのですが、
その不安の原因になっている考え方を特定し手放しても、元の状態に戻らないんですよね。
まだ手放しきれていないのか、それとも信じるという部分に問題があるのか。
それを昨日考えていました。でもまだ答えがでていないのです。
バシャール
あと一歩です。一緒に答えを出してみましょう。
淳
はい。その必要性を強く感じています。ワクワクします。
バシャール
あなたの信じる方法で解き明かしてください。
あなたはすでにそれを知っていますが、忘れているだけなのです。
淳
はい。言葉の計算の方法で解き明かしていきたいと思います。
望みをイメージングしますよね。すると信じる為に必要な要素がやってくる。
それを信じることで観念が形成されたり、今まであった観念が変化ししたりして、現実になりました。
期待せず、委ねるというのも、このあたりの仕組みからきているように思います。
望みを叶えるために必要な要素、それは信じる為に必要な対象、信じる対象がやってくる。
それを信じると現実に成る。成る。成立する。現実が成立する。
望みを叶えるには信じる要素が必要。
望んでいる状態
イメージングしている状態は、成っていない。
現実として成立していない。つまり信じていない状態。
イメージングは想像ですよね。想像すること。想像する段階では信じていない。
想像し、信じる為に必要な要素が引き寄せられ、それを信じることで観念が生まれたり、
元々あった観念が変化したりして、現実として成立する。
何が足りない。
達成されないことは、信じる要素が足りない。だから現実として成立しない。
元にあるのは想像のエネルギー、想像の段階でそれを信じる必要はあるのか。
望みを叶えるのに信じる必要はない?
バシャール
はい。ありません。想像の段階で信じる必要はありません。
必要なのはいかに想像するかです。
いかに明確に想像するかです。
淳
明確に想像するのは、それが信じられるようになるためですね。
明確な想像も、それを信じるための要素だ。
その想像を存在させることですね。より存在させる作業。
生まれることと同じですね。その次元を想像する。
バシャール
その通りです。
淳
なるほど。より存在するというのは、私たちが想像する次元、未来などにとっても同じということですね。
その未来を存在させるために、明確に想像する。生まれた次元はより存在しようとする。
その力が、存在するために必要な要素として、その未来に成る、
それが現実に成る、成立する要素として、信じられる対象を引き寄せる。
バシャール
その通りです。
淳
私が望みを叶えるという行動は、想像した次元を現実に存在させるための行動ということですね。なるほど。
わかってきました。
その想像した未来を体験したければ、より明確に想像し、
そこに気、エネルギーを注ぐ、すると想像の段階でそれが明確化する、
つまりまだ現実としてエネルギーにまではなっていないが、
すでにそれは明確にイメージできるほど存在している。
存在している次元はより存在するために行動する。それが引き寄せられるファクター
私は引き寄せるファクター。想像した次元にとっては、
私は現実に成る為に必要な要素、ファクターである。
小説も私が想像した次元ですね。それが私を通して文字として現実に表れた。
それに必要な要素として、アイデアや登場人物が頭の中で喋りだす。
達成に欠けていたのは想像ですね。
想像の段階で信じる必要はない、というのは確かにそうですね。
ビギナーズラックの問題もこれで合点がいきますね。
想像の段階で実行し、信じられる要素、それが現実に成る要素として、ロトの当選が続いた。
潜在意識を使ってロトを当てるという想像は現実に成った。
想像の段階でそれを強く信じる必要はない。
大事なことはいかに明確に想像するか。
一戸建てに住むイメージをしたときもそうでしたね。
玄関から家の内装、そこで子供たちが駆け回る様子、ソファーで寛ぐ妻の姿まで明確に想像していました。
それを信じよう信じようとしていませんでした。
その信じようとする行動は、疑いの行動にも見えますね。ロトが当たる、当てられると信じよう信じようとしていました。
明確にそれを想像するのではなく、そうなると信じることにエネルギーを注いでいました。
その想像がエネルギーを持って現実に成るには、信じる要素が必要なのに、それを自分から遠ざけていたような気がします。
バシャール
その通りです。信じよう信じようとする行動は、お金がない、お金がない。と言っている観念と同じ働きです。
あなたが信じよう、信じようとすれば、
信じようとするあなたの観念が現実化するということです。
その想像を現実にしたいのであれば、その想像を信じようとする必要はありません。
それが存在できるようにより想像すればいいだけです。
そのエネルギーはその次元をより存在させます。
エネルギーを持った次元は、より存在するために行動します。
現実に成るために必要な要素をあなたに提示します。
これは共同想像でも同じことです。沢山の人がその次元を想像すれば、よりその世界は明確になります。
淳
わかる気がします。
ワンピースなどの人気作品の世界は、沢山の人がそれを現実に存在させるように働いていますもんね。
アニメやフィギュア、ドラマや映画。より存在するために沢山の人が行動しています。
バシャール
宗教でも同じことです。
仏教やキリスト教の次元に沢山の人がエネルギーを注ぎ、それが現実化しています。
それを信じられる要素として、沢山の奇跡が生まれるということです。
建造物や芸術など様々な形をとって現実に現れます。
淳
ああ、なんか本当に最初に自分から紹介していた基本的なことを理解していなかったですね。
バシャール
それに気づくことが成長です。おめでとうございます。
淳
ありがとうございます。だいぶ明確になってきました。もう少し考察したいです。
まずは想像して次元を創出すること、そしてその次元をより存在するために明確にイメージする、その次元に気、エネルギーを注ぐこと。
それを信じようとする行動は必要ない。
それが存在していることを感じることですね。信じると似ていますが、明らかに違いますね。
実感する。感じる。その次元を感じる。これは体験ですね。信じる為の要素。
信じようとするのではなく、信じる為の要素を体験する事ですね。
想像した次元をイメージのなかで実感することも、より存在するための要素ですね。
私がイメージの中で実感できるほど、それは既に存在している。
エネルギーを持った次元はより存在するために、現実に成る為の要素を送る。
それが私の中で信じられる要素、対象としてアイデアや物質で現れる。引き寄せられる。
その想像が現実に成ると信じられる要素がやってくる。
想像した時点で、その未来、その次元は存在している。
その次元にエネルギーを注げば、それはより存在し、現実に成る。
望みの強さとは、いかにその次元にエネルギーを注いだか。
その次元のエネルギーの強さですね。強ければ強いほど、強くそれは働く、必要性を強く感じる。早く実現する。
私が望みを叶えるのに必要な要素は、明確な想像、イメージングであり、明確に想像しその想像の中で体験すること。
体験できるほど明確に想像すること。その想像した次元にエネルギーを注ぐこと。
信じようとするのではなく、
信じられる状態になるように体験すること。
現実に成っていない次元を信じるために必要な要素は、その次元を想像の中で体験すること。
明確になってきました。ありがとうございます。
バシャール
私は何もしていませんよ。
淳
いえ、いてくれるだけで全然違います。あっていればあっていると言ってくれるだけで全然違いますよ。
この考え方は正しいですか?
バシャール
はい。もちろんです。
あとは実践してみてください。
あなたは今まで仕組みを完全に理解しないまま、本などから得る知識をもとにそれを実践していました。
自分の頭で理解してそれを行うのでは、効果はまるで違います。確信を持って行動し、
それがそうであるかという検証をすることによって、あなたの中でより確信に変わります。
淳
はい。非常に楽しみです。ありがとうございます。スッキリしました。
バシャール
こちらこそ、ありがとうございます。