バシャール対話⑯ 酸素の話・肉体から潜在意識の入力・隠されている観念
淳
おはようございます!
バシャール
おはようございます!
淳
4時ですが元気ですね。
バシャール
私たちにはあなた達のような時間の概念はありません。エネルギーは常に休みなく流れています。
淳
いいですね。エネルギーの話を聞いてからイチロー選手のトレーニングの動画がファクターとしてやってきたのですが、酸素の力にびっくりしています。
血液中の酸素濃度を上げることで、回復力が早くなりケガもしなくなると言っていたので、呼吸法をより酸素をため込むことを意識して、寝る前と後、それに運動や休憩に取り入れたのですが効果覿面でした。
昨日は4時間しか睡眠をしていないのに、昼寝も不要でしたし、夜までエネルギッシュに活動できました。今日も3時に起きましたが、寝起きもスッキリしていますし、眠気もなく、すぐに活動できています。
猫よりも早く起きられることに驚いています。前までは目覚ましをしても起きられなかったのに、起きようとするのではなく、バッチリ目が覚めて行動できるようになりました。
バシャール
人間にとって酸素はエネルギー元です。そのことを理解しているようで、あなた方は理解していません。
食物や水分は数日摂取しなくても死にませんが、酸素は欠乏すると数秒で死に至ります。
それだけ人体に与える影響が大きいということです。
しかし酸素の質や量、酸素の取り方などに注意を払っている人は多くありません。
水や食物の質や量を気にするのに、酸素には気を使わないのです。
エネルギーに溢れている人は、意識している、いないに関わらず酸素の重要性を理解しています。
酸素濃度が高いということは、それだけエネルギーをため込んでいるという状態です。
人は何をするにしても酸素を消費します。生きている限りそれは続きます。あなたの言うように呼吸に注意を払い、酸素を多く取り込むことを意識すれば、疲労の回復が早くなります。
けがの治療にも酸素は使われています。体中の老廃物の蓄積が疲労の原因や怪我の治りを遅くする原因です。
血中の酸素の量が多いということは、それだけ早く老廃物を除去できるということです。
老廃物が溜まっているから、身体の動きを停止し、その作業を行いたいと身体がサインを出します。それが眠気です。
眠気がこないということは、老廃物が溜まっていないということです。
つまり血中の酸素濃度を高めることによって睡眠時間も少なくて済みますし、眠くなりにくくなります。
淳
今思い出したのですが、屋久島の森の中にいたときに、
すごく身体の調子が良かったのですが、あれも酸素が関係しているように思いました。
バシャール
植物は二酸化炭素を吸って酸素を吐き出します。
植物が密集しているということは酸素を多く取り込める環境であるということです。
淳
部屋の中にもっと植物を増やそうと思います。
バシャール
それも有効です。水草一つで魚は生きられます。
植物と人間は酸素と二酸化炭素を通じて共生関係にあることを理解すべきです。
植物がいないと人間は数秒も生きていられないのです。
淳
都会のコンクリートジャングルが苦手なのですが、それは植物がないからですね。
言葉の通りなのですが「息苦しい」と感じます。正に酸素の質が悪くて息が詰まるんですよね。
バシャール
エネルギーを持って活動をしたければ、酸素に注意を払うべきです。
水や食物も大事ですが、それよりも酸素に気を使ったほうが、実感を持って効果を得られます。
また、水や食物の影響も酸素の質や濃度を高めることにより、より向上します。
植物に感謝し、よりよい空気を吸ってください。呼吸の仕方も大事です。
淳
私はヨガの呼吸法から、ゆっくりと息を吸い込んで限界まで溜め、10秒ほど息を止め、
ゆっくりと掃き出し、お腹や肺をしぼませてすべて吐き出し、また10秒ほど止め、ゆっくりと息を吸う。
この方法で呼吸を行っています。
バシャール
とてもいいと思います。
呼吸法も潜在意識に入力してしまえば、無意識に深い呼吸ができるようになります。
常日頃から深い呼吸をすることで、よりエネルギーを持つことができます。
淳
本当に1日で効果を実感しています。
昨日は本当に活動的に過ごせました。
いつもだったら疲れた、もうできないと言っている時間でも、さあ次は何をしようという気力がわいてきました。
バシャール
身体と意識は常に影響しあっています。
身体の調子が悪くなると意識も沈みます。
意識が沈むと身体も調子が悪くなります。
逆も同じです。潜在意識の入力にも方向がある、エネルギーの向きがあることをお話ししたと思いますが、
身体から潜在意識へ入力されたものは、身体の認識をもって発動されます。
意識や思考から潜在意識に入力されたものは、意識や思考から発動されます。
そしてそれぞれは相互に影響しあっています。
淳
頭ではわかっていても体がついてこない、身体はできるけど、なぜできるのかよくわからないということもありますね。
バシャール
潜在意識の仕組みはいつもシンプルなものです。
私が伝えたいことは、思考からくる潜在意識の入力と身体からくる潜在意識の入力があるということです。
厳密にいえば、脳や感覚器官を通しているので入力は身体からきています。
気を受信することによるものを思考として扱っているだけです。
それらも脳が受信した信号から潜在意識への入力が行われています。
思考や意識が介在した潜在意識へのインプットは、気という最小単位のエネルギー体によって構成されています。
ただ目に見えないというだけで、起こっている現象は身体からの潜在意識への入力と変わりません。原理は同じです。
針に刺さって痛いという信号が脳に送られ、潜在意識に記憶されます。
針を見るとそれは痛いものだという観念、考え方によって針を対象に潜在意識は身体を反応させます。
母親に夜は一人で外にでるなと怒られた。
つまり耳から母親の声を聞き、その言葉の内容や感情を脳で理解し、
潜在意識に、夜は外に一人で出てはいけない、という観念、考え方を入力します。
その考え方を持って夜や母親の状況に応じて潜在意識は身体を反応させます。
この二つは身体からの入力と母親の思考からの入力ですが、
どちらも感覚器官を通って脳で処理され、潜在意識に入力されることで、観念が形成されています。
仕組みは同じです。つまり観念、考え方が形成されるには、必ず感覚器官を通って脳に処理されているということです。
これを理解しておくと、問題になっている観念を探すときに便利です。
観念が形成されたとき、必ず耳や目や感覚器官を通っている、あるいは脳で直接信号を受け取っています。
第6感や霊感、気になる、などの感覚がそれにあたります。
なぜそれが怖いのか。なぜ不安になるのか。なぜ心配になるのか。
その元になっている考え方が形成された理由を理解する、
制御し手放すためには、その観念がどのように形成されたかを知ること、理解することが重要です。
観念が形成される段階には、必ずきっかけがあります。
それは感覚器官や脳、つまり肉体を通して入力されています。
きっかけを知り、理解した観念はすでにあなたの制御化にあります。
潜在意識は忘れる、信じる、つまり当たり前で普通になることで考えなくなった状態で、初めて力を持ちます。
つまり観念が形成されたきっかけを理解した時点で、
観念の対象について考えている時点で潜在意識は自動でそれを実行することができません。
潜在意識が実行しないということは、現実にその結果が表れることはないということです。
淳
観念、考え方が潜在意識にインプットされるには、必ずきっかけがあるということですね。
バシャール
その通りです。それを思い出す、あるいは確認することが重要です。
淳
確かに自分の性格を探っているときに、母親から子供の頃の当時の状況について聞かされて合点がいったことがあります。
覚えていませんでしたが、当時の母親と父親の関係性や状況、
二人の考え方や何に注意を向けて過ごしていたか、それを知って理解してから、
自分がなぜ寂しいのか、愛されていないと感じるのか、など多くの抱えていた問題が明確になったように思います。
それを完全に手放すことは、あとの話でしたが、理由がわかって随分と楽になったように思います。
バシャール
辛い記憶や経験は、以前お話しした、ポジティブな別の観念による中和で、解決しないまま忘れていることが多いです。別の観念で隠されている状態です。
母親がいなくて寂しいという考え方を、ペットがいるから安心、恋人がいるから安心というポジティブな考え方で中和していても、
母親がいなくて寂しいという観念がなくなったわけではないということです。
淳
はい。すごくよくわかります。
そうやって中和してきましたが、根本的な部分での寂しさはなくなることはなかったですね。
でも、その問題のきっかけになった出来事や当時の状況を理解することで、制御できる、手放せるようになりました。
今も妻や子供がいるから寂しくない、という考え方で中和しているわけではありません。
この手放す、制御する、ということと、別のポジティブな考え方で中和するということを同じようにとらえている人が多いかもしれませんね。
私もバシャールと対話するまで、その違いを理解していませんでした。
問題が解決したと思う時、ポジティブな考え方で中和していたことが非常に多いように思います。
実際に手放していたわけではないので、その問題が復活することがよくありました。
とくに先ほども言った、寂しい、なぜ愛されない、と言った悩みは私の人生の中で、
幾度も問題として解決したと思っては、また出てというのを繰り返していました。
それを本当の意味で手放せたのは、最近のように思います。
バシャール
ネガティブな観念を真の意味で解決するには、その観念を理解するしかありません。
これはあなた方の課題でもあります。
あなたの中にある課題です。
それを解決すればするほど、あなたの振動数は高まっていきます。
今、目の前にある現実があなたの設計図です。
あなたの現実にある状況や人間関係は全てあなたの設計図、つまり信念体系から生まれています。
課題を知りたければ、自分の今を見つめればわかります。
自分のもっとやりたいこと、もっとなりたいこと、それが達成されていないということは、
あなたの信念体系の中に、隠されている観念、考え方があるということです。
淳
はい。理解しました。今日は酸素の話から、以前のポジティブな考え方で中和するという話を深掘りすることができました。
肉体からくる潜在意識の入力についても話したいと思っていたので良かったです。
しかし最初は、共同想像について話そうと思っていたのに全く別の話になってしまいました。
バシャール
私たちが今行っているのは共同想像です。
淳
そうですね。確かにそうです。
共同想像の場において、例えば、ロトを当てる実験をしていたときに、
その予想の数字を友人に公開したのですが、
友人の信念体系が私の信念体系に影響を与えることはあるのかという問題がありまして、それを聞きたいなと。
私は潜在意識の力を確信していますが、友人はそうではない。
そういった場合でも、私のロトの数字を友人は買うわけです。
ということは私がいくら確信を持っていても、友人が確信していなければ、ロトは当たらないのかなということです。
当たる数字は同じわけですから、私だけが当たるということはないわけですよね。
バシャール
少し休憩しますか。そのような気を感じますが
淳
はい。聞きたいではあるのですが、読者の事を考えています。
まったく別の話になるので、いったん区切ります。
バシャール
はい。よい共同想像をありがとうございます。
淳
こちらこそありがとうございます。