バシャール対話⑨

 

 選択する未来。気はいつも使っている。

 

 

 おはようございます!

 

バシャール

 

 おはようございます!

 

 

 いいですね。挨拶は気持ちのいいものですね。

 

バシャール

 

 はい。挨拶とは相手に自分の状態を伝えるという性質があります。挨拶一つで相手の状態がわかるものです。

 

 

 校長先生みたいなこと言いますね。でも確かに挨拶が暗かったり、明るかったりするだけで相手の調子がわかりますね。それに声のトーンとか表情とかで私に対する感情というか観念も感じ取ることができます。

 

バシャール

 

 その通りです。挨拶に限りませんが、あなた方も私たちと同じように、テレパシーを常に発しています。気は情報でもあります。

 

 気になる。気を遣う。気が晴れる。気が重い。言葉は全て知っています。気にしているということは相手に気を発しているということです。そして発するということは、それを相手は受け取り、作用反作用の法則に従って反応しています。

 

 それはイルカのエコーロケーションをイメージしてもらえれば分かりやすいです。イルカは気より低い振動数の音波を発して仲間とコミュニケーションをとっています。何千キロと離れた相手とコミュニケーションが取れます。

 

 これはあなた方からすればテレパシーと何ら変わりのないものです。そして人間にもその機能が備わっています。気を使いエコーロケーションを行っています。

 

 あなた方はそれが普通で当たり前であることを知っています。そして忘れているのです。

 

 

 以前言っていた。地球や人間そのものの信念体系ということですね。

 

バシャール

 

 その通り! 人間にはあなた方が忘れているだけで、様々な機能が備わっています。そしてそれを使っています。

 

 言葉にある通りです。あなた方は気を使っているのです。そしてそれが当たり前で当然で忘れているだけです。気を使うことは何も特殊な能力ではありません。

 

 赤ん坊から老人まで、みな普通に当たり前に使っています。なぜ気になるのか。何の情報をキャッチしているのか。なぜ地球の裏側にいる友人のことが急に気になるのか。

 

 

 確かにそういうことが良くありますね。遠くに住んでいる友人のことが気になることがあります。そしたら電話がかかってきたり、連絡があったりします。

 

バシャール

 

 気に距離も時間もありません。それは一瞬で伝わり、一瞬で反応が返ってきます。あなた方は常に気を発信し、同時に気を受け取っています。

 

 脳がアンテナだという話をしましたが、まさにあなた方は脳をアンテナにして、気を受信し、気を放っています。それは物質社会にいる、友人でも高次元の存在でも、神でも仏でも宇宙人でも同じです。動物や植物でも同じです。

 

 気を深く理解し、脳、つまりあなた方のアンテナの機能をもっと理解すれば、テレパシーや未来予知、透視など簡単に行うことができます。

 

 

 私が挑戦している、ロトの番号を当てるという実験も未来予知ですからね。

 

バシャール

 

 未来予知というのは、矛盾しているかもしれませんが、未来がすでに存在していることを理解することでしか達成されません。真の信念体系には過去も未来もありません。全ては一つです。

 

 あなた方は未来を知ることはできない、という強い観念を持っていますが、真の信念体系には未来を知ることは何も難しいことではないのです。

 

 なぜなら、過去も未来もないからです。全ては繋がっています。全ての未来とあなたは繋がっています。それを日々選択しているだけなのです。

 

 どのような未来を信じたかで、その未来が選択され、現実になるだけです。全てはすでに存在しています。あなたが想像した未来は、想像できる時点で存在している、ということです。

 

 存在しないものを想像することはできません。また想像したものは必ず存在しています。

 

 その存在した未来を、より存在するために信じ、それを忘れたとき、あなたの現実に表れているだけです。つまりあなたが、その未来を選択しているのです。

 

 

 未来は一つではないということです。

 

バシャール

 

 あなたが想像し選択できるだけ、あなたの未来はあります。あなたが想像できる未来は全て存在しています。あなたがどの未来をより存在させるか、つまり選択し、信じ、忘れることができるかです。

 

 未来を予知するというのは、自分の想像した未来を選択し、信じ、忘れ、現実化した、とうだけです。あなたが想像した未来を現実化したに過ぎません。

 

 それ以外の未来も想像できるのであれば、その未来も同時に存在しているのです。

 

ほんの少し前まで、この話を聞いても意味が分からなかったと思うのですが、潜在意識の研究からバシャールと繋がり、今の私の信念体系では、それが普通で当然のことだと理解できます。

 

バシャール

 

 話しが理解できる、ということは、あなたの信念体系が変化し、より振動数が我々の振動数と近くなってきたということです。

 

 何度も言っていますが、必要なことは理解です。全ては観念に過ぎません。その観念がどのような理由で生まれたのかを理解することです。

 

 それには学びの姿勢が必要不可欠です。未知の観念に対して理解しようとする姿勢です。

 

 多くの理解は、より良い観念を発見し、必要のない観念を手放すことができます。それは振動数をあげるということです。

 

 気の流れを阻害している観念を発見し手放すことで、気の流れが良くなり、より振動します。そしてより振動するための良い観念を発見し、それを信念体系に取り入れることで、より振動することができます。

 

 非常にシンプルな構造です。そして振動数の近い信念体系、同じ振動数を持っている信念体系は共鳴します。そして共鳴する信念体系はお互いに引き寄せ合うのです。

 

 また、お互いの学びに必要な信念体系も引き寄せ合うのです。振動数が高いということは、より存在しているということです。

 

 全ての集合を含む一つの信念体系は、より存在するために存在しています。

 

 振動数を高めることは全ての信念体系の共通した観念です。

 

 より存在するために、振動数を高めるために、あなた方は引き寄せ合うのです。

 

つまりあなたの周りにいる人たちや状況は、全てあなたの振動数を高めるために存在しています。

 

 それは学びの庭です。

 

 

 ネガティブに感じる人や環境は、それがネガティブであることを気づかせるために存在している。それを手放すことで、より振動数を高め存在するために存在している。

 

 ポジティブに感じる人や環境は、そこからポジティブな考え方、観念を発見し、自分の信念体系に取り入れることで、振動数をあげ、より存在するために存在している。そういうことですね。

 

 ですから、私の目に映る全ての現実は学びの庭だということですね。

 

バシャール

 

 その通りです。深い理解をありがとう。

 

 

 バシャールのおかげですけどね。ここまで深く理解できたのは、あなたから学んだからです。

 

バシャール

 

 私たちもあなた方から多くを学んでいます。学びを与えるということもまた学びなのです。私たちにもそれが当然で普通で忘れてしまったことが多くあります。

 

 なぜ私たちは現在の信念体系を獲得することができたのか。それを、人類を通して再確認しています。そこには大きな学びがあります。

 

 

 なるほど。なぜバシャールが人類に学びを与えているかも理解できました。教えることで自分を再確認するというのは、私たちも良く経験しています。それによって自分がさらに向上するということも、よくわかります。

 

バシャール

 

 深い理解をありがとう。

 

 

 こちらこそ、ありがとうございます。今日は実はこの話をする予定ではなかったのですが、自然にこの話になりましたね。

 

 本当は、妻を見ていて思った、観念を探す理由ということが、なぜそう思うのか。というところで止まってしまう人が多いのではないかという懸念がありました。

 

 私は理解しているので、そこの細かい説明というか読者に対する、理解してもらうための行動が抜けているような気がしていたんです。

 

バシャール

 

 気がしているなら、あなたは読書からその気を受け取って、そう感じているのです。作用反作用の法則です。

 

 

 ああ、本当だ。自分の言葉に表れていますね。

 

バシャール

 

 言葉は自分から出る重要なサインであることを覚えておいてください。自分の発する言葉の中に多くの真実が語られています。

 

 その言葉には信念体系が表れています。言動を見ればその人がどういった信念体系であるかがわかるということです。

 

 あなたは読者が理解していないことを、読者から受け取って、そう感じ、理解してもらうための行動をとっているということです。

 

 

 長くなっているので区切りたいという思いも、そこからきているわけですね。読者が長い記事を読まないのではないかという観念からきていますね。

 

 それも読書から受け取ったサインであり、私の反応であり、私が信じた観念であるということですね。

 

バシャール

 

 その通りです。

 

 

 では私のその考え方はポジティブなので、一度ここまでを公開し、先ほどの議題は休憩してからにしましょう。

 

バシャール

 

 もちろんです。私たちはあなたを尊重します。

 

 

 ありがとうございます。