新府城 レポ第5弾です。
その4はからリンクしています。
縄張図
現存物 (移築含む)はブルー、再現物 (模擬含む)はパープル、跡地 (櫓跡など)はグリーン
そして見所となる遺構 (土塁や曲輪など)はピンクで表記します。
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城の東側には、横堀 の痕跡が残っています。
その名は首洗池 。
この首洗池には堰堤 が残っていました。
これで、貯水をコントロールしていたのでしょうか
ここには最後にもう一度戻ってきます。
さらに続いている帯曲輪 。
もしかして違うかもしれませんが、低くなった土塁 が残っていました。
しかし…。
途中でこの帯曲輪は消えてしまいました。
長々と帯曲輪を歩いてきましたが、ここで終了です。
さて、ここからいよいよという時に現れたのがこの看板。
期待感満載でした。
そう、この城の見所の一つです。
そして、付近に土塁と土塁に囲まれた枡形 のような場所を発見しました。
すわ、大手門なのかと喜び勇んだのですが…。
しかしですねぇ~。
土塁 も見事な状態でしたが…。
なのですが…。
開口部が広すぎるし、その先は緩斜面が続くだけ。
ではこの枡形スペースは何だったのか
この先にあるハズの遺構は何処に
半ばパニック状態でしたし、ガッカリ感は半端なかったです
でも枡形なんだけどなぁ~
かなり気持ちが凹んだ状態で緩やかな斜面の道を登っていくと…やったあぁ~
あったぁ~
枡形虎口 が
それも、両袖枡形 が
これじゃ枡形って判らないですけどね
枡形内にできた水溜りが凍っている
こんなシーンも四国民は嬉しい
どんだけ暖かい所に住んでいるんでだ…ってほどでもないんですが。
閑話休題。
説明によると、ここに大手門 があった事になっています。
枡形内から撮ってみました。
説明
こちらは両袖の土塁 です。
そして…。
土塁に登って、枡形内を撮ってみました…が全体像は撮れなかった
自分の影が巨大化してます
枡形虎口の前(南)には、武田築城術の代名詞とも言える丸馬出 が登場しました
虎口の前面に丸馬出
丸馬出には土塁 がついています。
木々が伐採されており、非常に判りやすい状況です。
説明
丸馬出内に降りてきました…けど、あまり特徴のない絵になってしまいました
土塁は丸くなっていので、一応丸馬出と判るかな
丸馬出の開口部 です。
枡形の土塁が異様にデカく見えますね。
背後の青空が素晴らしすぎる
丸馬出があるという事はその前面には、三日月堀 が存在するという事です。
ただ、あまり深さがないなぁ~。
でも、深さとかそういう問題ではない
では、三日月堀を数枚どうぞ
でもやっぱしもう少し深い方が…。
先程とは反対側の丸馬出の開口部 です。
この巨大の石は何だ
さて、丸馬出ともお別れ。
次の場所に移動していきます。
かなり堪能させて頂きました。
その5はここまで。
その6に続きますm(_ _)m