16.12.31 新府城[武田勝頼が最後の拠り所とした城]@山梨県韮崎市 その5 | ぬるま湯に浸かった状態

ぬるま湯に浸かった状態

城巡りを中心にしたブログです。
『ぬるい』ので入られる方はご注意ください。

新府城 レポ第5弾です。

その4押左矢印からリンクしています。

 

 

 

 縄張図

 

 

 

現存物 (移築含む)はブルー、再現物 (模擬含む)はパープル、跡地 (櫓跡など)はグリーン

そして見所となる遺構 (土塁や曲輪など)はピンクで表記します。

 

 

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城の東側には、横堀 の痕跡が残っています。

その名は首洗池

この首洗池には堰堤 が残っていました。

これで、貯水をコントロールしていたのでしょうか?

 

 ここには最後にもう一度戻ってきます。

 

 

 

さらに続いている帯曲輪

もしかして違うかもしれませんが、低くなった土塁 が残っていました。

 

 しかし…。

 

 

 

途中でこの帯曲輪は消えてしまいました。

 

 長々と帯曲輪を歩いてきましたが、ここで終了です。

 

 

 

さて、ここからいよいよという時に現れたのがこの看板。

 

 期待感満載でした。

 

 

 

そう、この城の見所の一つです。

そして、付近に土塁と土塁に囲まれた枡形 のような場所を発見しました。

すわ、大手門なのかと喜び勇んだのですが…。

 

 しかしですねぇ~。

 

 

 

土塁 も見事な状態でしたが…。

 

 なのですが…。

 

 

 

開口部が広すぎるし、その先は緩斜面が続くだけ。

ではこの枡形スペースは何だったのか?

 

 この先にあるハズの遺構は何処に?

 

 

 

半ばパニック状態でしたし、ガッカリ感は半端なかったですガーン

 

 

 

 でも枡形なんだけどなぁ~もやもや

 

 

 

かなり気持ちが凹んだ状態で緩やかな斜面の道を登っていくと…やったあぁ~!!!!!!

あったぁ~!!!!!!

枡形虎口!

それも、両袖枡形爆  笑

 

 これじゃ枡形って判らないですけどねアセアセ

 

 

 

枡形内にできた水溜りが凍っている雪の結晶

こんなシーンも四国民は嬉しい爆  笑

 

 どんだけ暖かい所に住んでいるんでだ…ってほどでもないんですが。

 

 

 

閑話休題。

説明によると、ここに大手門 があった事になっています。

 

 枡形内から撮ってみました。

 

 

 説明

 

 

 

こちらは両袖の土塁 です。

 

 

 

 そして…。

 

 

 

土塁に登って、枡形内を撮ってみました…が全体像は撮れなかったアセアセ

 

 自分の影が巨大化してますガーン

 

 

 

枡形虎口の前(南)には、武田築城術の代名詞とも言える丸馬出 が登場しました!!

 

 虎口の前面に丸馬出!

 

 

 

丸馬出には土塁 がついています。

 

 木々が伐採されており、非常に判りやすい状況です。

 

 

 説明

 

 

 

丸馬出内に降りてきました…けど、あまり特徴のない絵になってしまいましたガーン

 

 土塁は丸くなっていので、一応丸馬出と判るかな?

 

 

 

丸馬出の開口部 です。

枡形の土塁が異様にデカく見えますね。

 

 背後の青空が素晴らしすぎる晴れ

 

 

 

丸馬出があるという事はその前面には、三日月堀 が存在するという事です。

ただ、あまり深さがないなぁ~。

 

 でも、深さとかそういう問題ではない!

 

 

 

では、三日月堀を数枚どうぞ!

 

 

 

 

 

 でもやっぱしもう少し深い方が…。

 

 

 

先程とは反対側の丸馬出の開口部 です。

 

 この巨大の石は何だ?

 

 

 

さて、丸馬出ともお別れ。

次の場所に移動していきます。

 

 かなり堪能させて頂きました。

 

 

 

その5はここまで。

その6に続きますm(_ _)m