五龍城レポ第2弾です。その1 はからリンクしています。
※現存物(移築含む)は青、再現物(模擬含む)は紫、跡地(櫓跡、門跡など)は緑、その他の見所(遺構)はピンクの其々太字にしています。
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一部崩れちゃってますけどね。
土橋がある=堀があるという事ですよね。御多分に漏れず、ここには堀切がありました。
ここに来て、僕のテンションも徐々に上がってきました。
土橋から見た虎口。このような形の虎口は今まで見た事ないですね。
全国的にも珍しいのでは
堀切から見た櫓の段の土塁。堀切から登ってきた敵もこの土塁上からやられる形になります。
なかなか効果的な土塁だと思います。
土橋を渡り切ると、これまた自然地形だと思いますが、凄く高くて急傾斜が待ち構えていました。
これは強烈です。
主郭に行くならこの急傾斜を登っていかねばなりませんが、その前に北西側に廻りこんでいきます。そこには小さな削平地があります。この曲輪の名は釣井の段。
そしてその名前の通り…。
この曲輪には井戸が残っていました。この城は築城時、水がなかったそうですが、五龍王に勧進すると井戸水が湧きだし、五龍城と名付けたという言い伝えがあるそうです。
その井戸かどうかは判りませんけどね。
釣井の段から見る、尾根上の曲輪の切岸はかなり厳しいモノを感じます。
これはよじ登れんでしょ。
さて、先程の急な斜面を登っていきます。そして登り切った先にあるのが一位の段です…ってまた一位の段なん
今度の一位の段には木がかなり植わっていました。
その一位の段から見た、櫓の段なんですが…右下に軍手が写りこんでいる
かなり登ってきた訳ですが…軍手が写りこむは…
井戸も丸見え。
そしていよいよやってきました。一位の段の南西面に、三の丸の石積が見られました。先だっての関東の城レポなどを読んで頂いている方は判ると思いますが、最近は石積があると異様に興奮するようになっています。勿論、今回も一人で狂喜乱舞してしまうほどでした。
これはホンマ凄かった。
三の丸は幅広です。
崩落しているから横矢掛かりにも見れてしまいます。
三の丸の西隅には、スロープ状の竪土塁が見られます。このような形の竪土塁は案外あるもんですね。
九州などではよく見かけました。
よく見るのですが、それでも気性価値感はアリアリです。
しかもかなり綺麗な状態
三の丸の上にあるのは二の丸ですが、その切岸はそれほど高くありません。
ただ一位の段と三の丸の差に比べてれば高いですよ。
このくらいの高さです。
それを狙った写真ですが…判り難いかな
横に広いだけという感じです。
こんな感じに。
ホンマは脇から登れる道があったんですが…。
その2はここまで。その3に続きますm(_ _)m