「黒孤?さぁ知らないね」
「名前は知ってるけど居場所まではちょっと…」
「そんなことより、これをご覧よ。なかなかいい品だよ、買っていかないかい?」

何度尋ねてみても結果は同じだった。皆知らないと首を振るばかり。聞き込みに夢中になるあまり、2人はいつの間にかひと気のないところへ来てしまった。

「クーティ、いま何時?」
「おそらく2の時を半分ほど過ぎたころかと…」
「そっか、仕方ないけど今日は帰るしかないね。宿に戻ろうか」
「えぇ、キースさんが何か情報を仕入れたかもしれないですからね」

きびすを返し、今来た道を戻りはじめる。通りからはずれたこの辺りは貧民街らしい。薄暗い路地裏にはネズミだろうか、小さな影がチラチラと見えた。気がつくと空もだんだん暗くなっているような気がする。2人の歩みは自然と早くなった。










すあに感化されて超お久しぶりの更新です。しゅのです。ちゃんと生きてます( 'ω' ) 少しずつだけどまた更新していくヨーーー!