カナダでハッキング大会開催 iPhone瞬殺 | 旬ネタブログ

カナダでハッキング大会開催 iPhone瞬殺

カナダでハッキング大会開催 iPhone瞬殺

みなさんはハッキングという行為を知ってますか?
パソコンに詳しくない人でもTBSで放送されたドラマ『ブラッディ・マンデイ』を見たことがある人なら分かるでしょう。

ハッキングとは他人のコンピューターに不正に侵入する行為のことで、ハッキングされることによりデータの不正コピー、ウェブページの改ざん、IDやパスワードなどの流出などが起きてしまいます。

そんなハッキングのコンテストが3月24日、カナダのバンクーバーで開催されたらしいのです。

このハッキングコンテストはセキュリティ企業の主催で行われ、対象となったのは「IE」「Firefox」「Safari」「Google Chrome」などのウェブブラウザでした。

コンテストがスタートすると「Google Chrome」以外のブラウザはいずれもわずか数分程度でハッカーに侵入され、同時に開催された「携帯電話部門」では「iPhone」がわずか20秒でハッキングされるという驚きの結果になり、セキュリティシステム構築の難しさと、ハッカー側の技術の高さが明らかになったそうです。

それにしても数十秒、数分でハッキングされるなんて凄いですよね。
ドラマ『ブラッディ・マンデイ』も決してオーバーな作りではなかったようです…

でもハッキングは悪い行為なのに何でこんなコンテストを開催するんでしょう?

実は各ブラウザメーカーは、こうした賞金付きの大会を行うことにより、ハッカーによって発見された自社のシステムの脆弱性を改良するという狙いがあるそうなんです。

このコンテストでも優勝者にはブラウザ別にそれぞれ1万ドル以上の賞金が与えられたそうですよ。



でも、ちょっと思いました。
ハッカーによって脆弱性を見つけてもらって改良をしてもハッカーはまた脆弱性を見つけてハッキングしてしまうのではないでしょうか?

これぞまさにイタチゴッコ。
これだけブラウザが進化をしてきてもわずか数分で侵入されてしまうのですから、完璧なセキュリティーを作るなんていうのは不可能なのではないでしょうか?

コンテストの開催はただハッカーの至福を肥やすだけのような気も…しなくはないですwww




※ハッキング行為は犯罪です。