筑後川温泉に宿泊した帰り道に、朝倉の水車群を見てきました。
水車の公園と、3地区の現役の水車の見学です。
数日前のTVの報道です。日本最古の現役水車が、田植えの時期に廻り始めたそうです。
6月中旬から10月中旬まで、稼働するそうです。
この日向かったのは、まず水車の公園です。
筑後川支流の堀川用水路を利用した、鋼製のデモンストレ-ション用の水車があります。
ステンレス製のモ-タ-駆動方式です。
最初立ち寄った、道の駅「三連水車の里あさくら」にあった、水車の資料室から。
水車の構造の紹介です。
稼働する前準備として、ひしゃくなど水車の組み立て作業があるようです。
次に向かったのは、水車の公園から約450m下流の「菱野の三連水車」です。
TVで紹介された水車です。直前に、ひしゃくが取り付けられたのでしょう。
ここは国指定史跡です。
230年ほど前から、かんばつ対策として、先人たちの工夫がありました。
その三連水車を水田側から。
ひしゃくで汲み揚げられた水が、集水路を通って、水田に配水されます。
次は、それより約130m下流の「三島の二連水車」です。
最後に、さらに約250m下流には「久重の二連水車」がありました。
3基の水車(3連式1基、2連式2基)で、35ヘクタ-ルにも及ぶそうです。
やっぱり次回は、実際に稼働している水車群を見てみたいものです。