小木のたらい舟の乗船体験のあと、小木海岸沿いに走行。長者ヶ橋を歩いて渡りました。
そう大きな橋ではありませんが、橋から見渡すと、風光明媚な景観でした。
南端の沢崎鼻灯台の近く、赤く囲ったあたりです。宿根木集落を過ぎて、すぐでした。
深浦地区の集落です。漁師の舟が係留されていました。
左側の防波堤の先は、日本海です。美しい色の海でした。
長者ヶ橋の中央あたりに、世界地図のレリ-フが刻まれていました。
この地図は、佐渡市指定・有形文化財です。
驚くことに、江戸時代の終わりに描かれた世界地図でした。
描いたのは、地元・宿根木出身の蘭学者、柴田収蔵という人です。
柴田収蔵さんの紹介です。蘭学医、地図学者と多彩な人です。
バスガイドさんの話では、大酒飲みで40歳で亡くなったそうです。
長者ヶ橋の長さは約294m。平成14年に竣工。
海上橋としては、けっこう難工事だったそうです。
美しい海を見渡しながら、ゆっくりと歩き渡りました。
このあと、沢崎鼻灯台を通過して万畳敷へ。これで佐渡観光の最後でした。