対馬の歴史と自然をめぐる旅です。
蒙古軍を迎え撃った戦場跡に立ち、往時をしのびました。
元寇の激戦地になった対馬、押し寄せてきた小茂田浜の近くに案内板がありました。
厳原(いづはら)港の反対側、東シナ海に面した場所にあります。
1274年、蒙古軍は900隻で兵3万で押し寄せ、宗家の一族が討ち死にしています。
近くには小茂田浜神社がありました。
現在は埋め立てが進み、戦場は約1kmの奥のあたりと言われているそうです。
山間を振り返って、この奥に金田小学校がありました。
東シナ海に面した海岸に出てみました。
ここからは韓国は見えませんが、翌朝の烏帽子岳展望台からは釜山の沖合の島の高層ビル群が肉眼で観察できました。対馬から韓国まで約50km、本当に近いものです。
次に椎根地区へ。石屋根造りの倉庫に立ち寄りました。
風の強い対馬では、大きな板状の石で屋根をふいています。
村人達が重い石を屋根まで引っ張り上げている絵図を、バスガイドが見せてくれました。
対馬の初日の観光はこれで終わり、厳原町の対馬市役所の近くにある丸屋ホテルに宿泊しました。