アグラからジャイプ-ルへ向かう途中、アグラから西に約40km離れたシ-クリ-村を訪ねました。
ファテ-プル(勝利の都市)・シ-クリ-は、ムガル帝国皇帝の宮殿です。
タ-バンを巻いた私達の現地ガイドが、入場チケットを買ってくれました。

入り口に入ると広々とした中庭の先に、一般謁見の間が見えてきます。

皇帝が中央の柱に座って謁見した建物、「ディワニ・ア-ム」です。

これも謁見の間、「ディワニ・カ-ス」と呼ばれる建物に入りました。

同上

謁見の間の中に入りました。
右の写真、中央の柱の上に皇帝の玉座が置かれたそうです。


次は「バンチ・マハ-ル」という、最上階にド-ムがある5重の塔です。

このパンチ・マハ-ル(五層閣)前の庭では、奴隷を駒にしたチェスのようなゲ-ムが行われたそうです。

宮殿は柱だけで壁もなく、風通しが良かったそうです。

池の奥の建物は「クワ-ブ・ガ-」と呼ばれた、皇帝の居室です。
池の中央の壇では、楽器を奏でていたそうです。

せっかく建造したのに水不足のため、14年ほど住んただけでラホ-ルと言う都市へ遷都したそうです。
赤砂岩のファ-テプル・シ-クリ-宮廷内部を、2回に分けてご紹介します。