この秋、日経新聞に連載された服部克久さんと倉本聡さんの「私の履歴書」を読みました。
始めは、服部克久「僕の音楽畑にようこそ」から。著者の生きざまは、
”トゥ・パス、トゥ・カス・トゥ・ラス(すべては過ぎ去り、すべては壊れ、すべては流れ去る)。これが人生よ、なるようになるさというわけだ。”

もう一冊、倉本聡「見る前に跳んだ」
2014年4月4日、富良野塾の幕は閉じた。447人を受け入れ、卒業したのは約380人。その内ライタ-や役者をしているのは、およそ1/3とか。

この本の抜き書きから
・座右の銘は「美に利害関係があってはならない」。利害関係とは無縁の生
き方をしたい。
・真の文明社会とは、「経済」「環境」「文化」という3本の柱が、三脚の
ように互いを支え合い、バランスよく立っている社会のことを言う。
・カナダ西北部、北緯45度の太平洋に位置するクィ-ン・シャ・ロット諸
島という群島にめぐり合い、そこに魅せられて何年も通った。ハイダ・イ
ンディアンの居留区、陸地は太古の原生林。今は世界自然遺産になった。
・全体の構成に大きな起承転結をつくり、起から結までのそれぞれ、さらに
一話ごとに起承転結をつくる。これが僕のいつものドラマ作りのセオリ-
だ。自分の生き方、考え方をぶつけるドラマ「北の国から」の執筆には
やっぱり熱がこもる。
荒尾は、昨夜からの雨がやっとやみました。
終日曇り空のようで、また図書館にでも出かけてきます。