天草空港に着陸した後、すぐにイルカウォッチングへ向かいました。
約300頭のバンドウイルカの回遊に、90%以上の確率で見れると聞いていましたが、やっぱりこの目で見るまでは心配でした。しかし全く杞憂でした。
イルカには絶対にエサを与えないで、などと書かれたパンフレットです。

イルカウオッチングの基地、二江港でクル-ズ船に乗り込みます。

五和町二江地区の漁港の風景です。

クル-ズ船は、19名の私達のツア-で貸切です。
通詞島を見ながら、約50分のイルカウオッチングへ出かけます。

減速したと思ったら、イルカが回遊しているポイントに到着。
私達含め10隻のイルカ観光船、200~300人ほどの大盛況です。

船はイルカと並走して観察、よくぶつからないものだと感心しました。

約40~50頭が群れを作り、船と船の合間を時速20~60kmで遊泳します。バタフライのように浮き沈むので、なかなか顔を撮るのが難しいです。

やっと息をついているイルカを直撃。

子供らしきイルカも観察できました。

イルカの回遊先に、船が先を競って廻り込みます。

少しズ-ムアップして

何故こんなにイルカが根付いているのか。冒頭のパンフによると3つあり。
・ここ早崎瀬戸は有明海の出入り口で、潮の干満差で流れが早く起伏がある
海底にエサが豊富なこと。
・潮流などでイルカの天敵がいないこと。
・天草の漁業はタイ、ヒラメ、クルマエビなど活魚が中心で、イルカのエサ
となる小魚を採らないこと。
発着場に戻って来ると、たくさんのお客さんがテントで待っていました。
私達は鬼池港にある「天草漁師市場」で、海鮮丼の昼食でした。