先月の天草の旅を思いだして、書棚にあった天草の本を並べてました。

「天草100景」を知人から教えてもらって、アマゾンで取り寄せました。
著者は帰郷後16年間も天草の宝探しを続けられ、370点の写真が掲載されています。現代の天草を知り尽くされた方の写真集、とてもお勧めです。
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こちらは昭和30年代の素朴な天草、山口修「天草 人と歴史」(淡交新社)
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そして小川国夫「天草灘」潮出版社、昭和48年の天草紀行本です。
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昭和58年に出版された、浜名志松「五足の靴と熊本・天草」国書刊行会。
明治40年の夏、今から110年ほど前に北原白秋ら5人が天草を訪れた足跡をたどっています。また紀行文「五足の靴」全文が、掲載されています。
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関連して、熊本県観光連盟の大判の「くまもとの旅」(1997年)です。
表紙の北原白秋・与謝野寛・木下敬杢太郎・吉井勇・平野万里の5人が歩いた、天草から阿蘇までの旅をトレ-スしたビジュアルな冊子です。
この「くまもとの旅」が好きで廃刊されるまで、約100冊を集めました。
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ペ-ジをめくると、「五足の靴」が旅したル-トも掲載されていました。
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このあと多比良港から長洲港へ渡り、阿蘇観光を経て三池炭鉱を訪れています。私もいつの日か、天草市の下田温泉に泊まって「五足の靴 文学散歩道」を歩いてみたいと思っています。