今年は孫文の辛亥革命を支援した、宮崎滔天らの「宮崎兄弟の生家施設」開館25周年という節目の年だそうです。

紀念して「世界のなかの荒尾~宮崎兄弟の軌跡をたどる」という報告書が発行されたことを有明新報の記事で知りました。
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さっそく図書館から借りてきました。200部発行、非売品です。
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ペ-ジをめくると、宮崎兄弟の生家と宮崎兄弟資料館の写真がありました。
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続いて滔天と中国との交流をたどる梅の木、菩提樹の花、牡丹の花です。
私も巡ってくる季節に、毎年写真を撮りに通っています。
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孫文が辛亥革命のお礼に、荒尾にやって来た時の写真も添えられています。
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冒頭には市長のご挨拶も。
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宮崎滔天の「三十三年の夢」です。
孫文のもとに同志たちが集うきっかけになったと、紹介されています。
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宮崎民蔵、彌蔵のゆかりの書も掲載されています。
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本文は約60ペ-ジにわたって、宮崎兄弟の活躍のレビュ-です。
最後に近年の宮崎兄弟をめぐる、各種のイベントや海外交流への取り組みが紹介されています。
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あとがきにもあるように宮崎兄弟の啓蒙書として、約60ペ-ジの本文だけでも一般向けに新書版ででも発刊されることを期待したいと思います。
また9月下旬、監修者の鵜飼隆明さんの記念講演会の企画が楽しみです。