昨夜の荒尾では、猛烈な雨が降りました。梅雨空の読書の記録です。

最初は昨年12月に急逝された、葉室麟さんの「天翔ける」(角川書店)。
幕末福井藩主・松平春獄が主人公、相談役の横井小楠の活躍も描かれます。私には伏龍、鳳雛ともいうべき横井小楠、橋本左内という才物の家臣がいつもそばにいると。殿には俗世を超えた、天翔ける道を行ってもらわねばならぬと小楠は支えます。一気に読みました。
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天翔けるの朝日新聞の書評です。
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次は大鹿靖明「東芝の悲劇」、出版元の幻冬舎のHPから。
東芝の元広報室長は「模倣の西室、無能の岡村、野望の西田、無謀の佐々木」と評したそうです。現役の方にお奨めしたい本です。
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現在は「最もシンプルな世界史のつかみ方」(出版元はKADOKAWA)を読み始めました。これも面白い本です。
大きな地震と集中豪雨が起きないように祈りつつ、しばし読書の季節です。